ルノー新型「5(サンク)」まもなく日本上陸! 全長3.9mの「新型EV」は往年の名車をどう進化させた?
約30年ぶりに復活したコンパクトカー
ルノーのコンパクトEV新型「5(サンク)E-TECH エレクトリック」の日本発売日が、2026年11月19日に決定しました。
1972年に誕生したフランスの国民的コンパクトカーが、半世紀以上の時を経て電気自動車(BEV)として復活します。懐かしさを感じさせるスタイリングと最新の電動技術を融合した新型サンクは、どんなクルマなのでしょうか。

初代ルノー5が登場したのは1972年。全長約3.5mのコンパクトなボディに、優れた実用性と個性的なデザインを盛り込み、欧州で人気を集めました。フランス語で数字の「5」は「サンク」と発音することから、日本でも「ルノー・サンク」の愛称で親しまれてきました。
初代の特徴のひとつが、当時としては斬新だった樹脂製バンパーです。明るいボディカラーや愛嬌のあるスタイリングも注目を集め、従来の小型車とはひと味違う存在感を放っていました。
1984年には2代目へとフルモデルチェンジ。1990年に後継モデルの「クリオ」(日本名:ルーテシア)が登場するまで生産され、欧州のコンパクトカーを代表するモデルのひとつとなりました。その後、長らく途絶えていた車名が、電動化という新たな時代の転換期に復活したのです。
新型5 E-TECH エレクトリックは、2024年2月にジュネーブ国際モーターショーで世界初公開されました。
初代のデザインを現代的に解釈したレトロフューチャーなスタイリングが特徴で、丸みを帯びたヘッドライトや力強く張り出したホイールアーチ、縦型のリアライトなどに往年の面影が残されています。
ボンネットには、バッテリーの充電状態を知らせる「5」の文字をかたどったインジケーターを配置。ドライバーが近づくとヘッドライトがウインクする演出も用意されるなど、遊び心も忘れていません。
ボディサイズは全長3920mm×全幅1770mm×全高1500mm、ホイールベースは2540mm。Bセグメントに属する5ドアハッチバックで、全長4mを切る扱いやすいサイズにまとめられています。
荷室容量は通常時277リッターで、床下スペースを含めると326リッターを確保。リアシートは60:40の分割可倒式で、日常の買い物から週末のドライブまで幅広く対応します。

EV専用の「AmpR Small」プラットフォームを採用。日本仕様では、モーターは最高出力110kW(150馬力)バッテリー容量は52kWhの最上位グレードのみの導入となる予定です。ちなみに、欧州仕様でのWLTPモードでの航続距離はそれぞれ最大約400kmです。
インテリアにはデジタルディスプレイを採用し、先進性と使いやすさを両立。コンパクトな車体ながら、EV専用設計によって室内空間を効率よく確保しています。
日本での価格についてはまだ明らかになっていない新型サンクですが、日本での発売日が決まったことで、往年のファンだけでなく、個性的なコンパクトEVを探している人にとっても注目の1台となりそうです。
VAGUEからのオススメ
前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】