24mmの薄型か、1977年の復刻意匠か? レイモンド ウェイル「トッカータ」新作2シリーズを比較
厚さ5.1mm、色をそろえて楽しむクラシック
アクセサリーと合わせる時計を選ぶとき、ケースの直径だけでなく、厚さや色のまとまりも気になるもの。レイモンド ウェイルの「トッカータ」から登場するふたつのウィメンズ新作は、どちらも小ぶりな2針のクォーツですが、装いへの取り入れ方を考える手がかりが異なります。
「トッカータ クラシック」は、従来の直径29mm・厚さ6.7mmから、直径24mm・厚さ5.1mmへサイズを変更。小ささと薄さをそろえた、新しいプロポーションが特徴です。
ケース、ブレスレット、文字盤は同系色で統一。ローズゴールドカラーの「5024-P5-80001」と、イエローゴールドカラーの「5024-P-10001」の2種類があり、価格は各26万4000円(消費税込)です。ケースとブレスレットはステンレススティールにPVD加工を施したもので、金無垢ではありません。
文字盤には光が放射状に広がるサンレイ仕上げを採用。立体的なバーインデックスと時・分の2針に表示を絞っています。金属色をそろえたアクセサリーの延長として選びたい人には、この要素の少ない構成が判断材料になりそうです。
ただし、薄さの数値だけで着け心地や袖口への収まりが決まるわけではありません。ブレスレットの長さや腕とのバランスは、実物を合わせて確かめたいところです。

段差のあるベゼルで、1977年のデザインを味わう
もうひとつの「トッカータ ヘリテージ」は、1977年のアーカイブモデルが着想源。段差を付けたステップベゼルやクラシカルな文字盤で、創業50周年を迎えたブランドの歴史を表現しています。国内仕様表のケース寸法は直径27.8mm・厚さ7.45mmで、クラシックより少し大きく、立体的な輪郭です。
リューズ先端にはディープブルーのラッカーカボションを配置。風防はサファイアクリスタルですが、この青いリューズ飾りをサファイアと取り違えないようにしたいところです。ローマ数字やバーインデックス、文字盤外周の分目盛とともに、昔の時計を思わせる細部を楽しめます。
ラインナップは全8型。白い文字盤、サンレイ仕上げのシルバー、ホワイトのマザー・オブ・パール、艶のあるブラックと、文字盤の質感にも選択肢があります。カーフレザーとブレスレットの違いも含め、同じ小径時計でも表情を選べる構成です。
ホワイト文字盤のレザーモデル「5250-STC-00650」は23万1000円、ブレスレットの「5250-ST-00650」は24万2000円(いずれも消費税込)。まずは文字盤をそろえて、バンドを変えたときの見え方を比較する選び方もできます。
華やかさを加えたいなら、ベゼルにブリリアントカットのラボグロウンダイヤモンド48石を配した3モデルも用意。価格は46万2000円から50万6000円(消費税込)です。天然ダイヤモンドと表記を混同せず、素材と価格の両方を確認して選びたい仕様です。
クラシックは色と薄さを整理した一体感、ヘリテージはベゼルや文字盤に目を向ける楽しさ。どちらも2026年11月6日発売予定で、装いの中で時計を控えめにまとめたいか、ディテールを見せたいかが、選び分けの入口になりそうです。
製品仕様
・トッカータ クラシック/品番:5024-P5-80001、5024-P-10001
・価格(消費税込):各26万4000円
・ケース:直径24mm、厚さ5.1mm/ステンレススティール(ローズゴールドまたはイエローゴールドPVD)
・ムーブメント:クォーツ、時・分表示/防水:5気圧(50m)
・風防:両面無反射コーティング付きサファイアクリスタル/ブレスレット:ケースと同色のPVD加工ステンレススティール、両開きDバックル
・トッカータ ヘリテージ/ケース:直径27.8mm、厚さ7.45mm/ステンレススティール(一部PVD加工)
・品番:5250-STC-00650/価格(消費税込):23万1000円
・品番:5250-ST-00650/価格(消費税込):24万2000円
・品番:5250-PC5-64001、5250-PC-97001/価格(消費税込):各33万円
・品番:5250-P-97001/価格(消費税込):35万2000円
・品番:5250-STS-20001、5250-STS-00650/価格(消費税込):各46万2000円
・品番:5250-PS-00650/価格(消費税込):50万6000円
・ムーブメント:クォーツ、時・分表示/防水:3気圧(30m)
・風防:両面無反射コーティング付きサファイアクリスタル/バンド:カーフレザーまたはステンレススティール(一部PVD加工)
・ダイヤモンド仕様:末尾3モデルはベゼルにラボグロウンダイヤモンド48石
・両シリーズ発売日:2026年11月6日予定
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