【800馬力の究極SUV】ブラバスがマイバッハGLSを仕立てたら「カリナン」や「ウルス」をブッチギリです
究極のラグジュアリーSUVを上品にパワーアップ
カスタマーに究極のラグジュアリーを提供することを目的に誕生したメルセデス・ベンツのサブブランド、メルセデス・マイバッハ。その最新作となる、メルセデス・マイバッハ「GLS600 4MATIC」が、豪華なSUVの本質を再定義したと評価されているのはよく知られているとおりだ。そのGLS600 4MATICのチューニングに、あのブラバスがチャレンジした。それは彼らにとってもベースとなるモデルの完成度を考えれば、困難を極めるプロジェクトといえた。
●242馬力アップしたマイバッハ
搭載されるエンジンは、M177型4リッターV型8気筒ツインターボでエレクトリック・モーターが組み合わされる。すなわちメルセデスAMG社によって開発されたエンジンがベースとなっているわけだ。
GLS600 4MATIC用M177型エンジンの最高出力&最大トルクは、558ps & 730Nmと、これだけでも2785kgにも達する車重をスムーズに加速させるには十分な性能を持っている。ブラバスはこれを「ブラバス・パワーエクストラ・B40S-800」と呼ばれるチューニングキットを用いることで、さらに800ps & 950Nmへと強化。あらゆる状況下で優れたパワーを生み出し、魅力的な運動性能ドライバーに提供することに成功した。たとえば0-100km/h加速は4.5秒、最高速は電子制御により300km/hに制御されるという具合だ。
この驚くべきパワー&トルクの秘密は、ブラバスが専用開発した2基のターボチャージャーに、大きな秘密がある。より大きなコンプレッサーユニットと改良されたアキシャルベアリングを備えたコアアッセンブリを持つターボが、最大1.6バールの圧力で過給をおこなう。もちろんそのためには電子ブースト圧力制御の再プログラミングも必要となり、ブラバス・パワーエクストラ・B40S-800は、そのためにプログラムを書き換えられたほか、燃料の噴射と点火のために特別に開発されたマッピングも導入されている。
ちなみにこれらのすべてのコンポーネントは広範囲で複雑なベンチテストとロードテストを受けており、すでにすべてTUVの認定を受けている。
5ドアのボディも、実にスリリングなフィニッシュを見せている。フロントマスクはブラバスのフロントスポイラーでアップグレードされ、バンパーのエアインテーク用のカーボンフロントトリムと調和して、さらに特徴的かつスポーティなフィニッシュとなった。
リアセクションではセンターディフューザーをセットし、ブラバス製のスポーツエグゾースト用に両側ふたつの完全な形状のカットアウトを持つバンパースポイラーが採用されている。
ホイールは24インチのブラバス製モノブロックM「プラチナエディション」だが、さらにハイエンドアロイの選択も可能だという。カーボン製のフレアが取り付けられたフェンダーとのマッチングもまた、エクステリアでの大きな見どころだ。
エアサスペンション用のブラバス・コントロールモジュールのマッピングも、この24インチホイールに対応して改良されている。車高はノーマル比で約25mmローダウンしており、それもまたエクステリアにスポーツカー的な雰囲気を醸し出す要素のひとつとなっている。
エクステリアデザインにマッチングさせたインテリアのフィニッシュも素晴らしい。そもそもメルセデス・マイバッハの作り上げたインテリアをさらにグレードアップするには、ブラバス自身にも相当なプレッシャーがあったはず。メルセデス・チューナーのなかでも、ブラバスという歴史あるブランドにしかできない究極の仕事、といえるのかもしれない。
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