PlayStation用ゲーム「GT7」にポルシェ「ビジョン グランツーリスモ」を収録! 気になる仕様を解説
「グランツーリスモ7」にポルシェのEVがラインナップされる!
クルマ好きなら、「グランツーリスモ」というゲームは知っているだろう。実車と見まごうばかりの映像のリアルさはもちろん、クルマの動き方も実車そのもので、レーシングドライバーが初めて走るコースのシミュレーションにも使っているという話もあるくらい完成度が高いゲームだ。
グランツーリスモでのみ練習をしていたプレーヤーが初めて実車でサーキット走行したら、初めてとは思えないタイムをマークしたのを実際に現場で確認したこともある。
それほどよくできたゲームであるグランツーリスモには、実際に存在するクルマが多数収録されているわけだが、それに加えて、グランツーリスモの舞台のみで存在する自動車メーカーが開発した仮想マシンも収録されている。

ポルシェAGは、グランツーリスモシリーズの最新作「グランツーリスモ7」用として、自社初となる仮想マシン、ヴァーチャルコンセプトカーを発表した。
「Porsche Vision Gran Turisumo(ポルシェ ビジョン グランツーリスモ)」というこのマシンは、現実の世界では開発にさまざまな制約がともなう市販マシンとは違い、自由な発想から生み出されたものとなっている。
「純粋に仮想世界のためにデザインされた車両は、エキサイティングな可能性を開きます。仮想世界でなかったら、通常の市販車と同じデザインプロセスによって、がんじがらめになっていたことでしょう。ポルシェ ビジョン グランツーリスモのようなプロジェクトは、私たちのクリエイティブなプロセスにとって、とくに有益です。明確に定義されたポルシェデザインのDNAをいっそう発展させ、他の業界のデザイナーと交流することは、私たちの仕事の重要な一部です」と、スタイルポルシェの責任者であるミヒャエル・マウアー氏は語っている。
●ポルシェのビジョン グランツーリスモはEV
そのデザインは、ポルシェらしいプロポーションを保ちつつも、低いボンネットが特徴となっている。ライト一体型のエアインテークや、リアのライトストリップは「タイカン」を意識させるものとなっていて、このバーチャルコンセプトカーがEVであることを物語っている。
インテリアも、ポルシェのブランドアイデンティティに沿ったデザインとなっているが、そこに使われている素材は、持続可能性の観点から、ヴィーガン・マテリアルのみとなっているとのことだ。

ポルシェのCMO(最高マーケティング責任者)であるロバート・エイダー氏は「私たちは、若いデジタルのターゲットグループを、彼らの自動車の夢が育まれた場所、すなわちゲームの世界に引きずり込みます。『グランツーリスモ』をめぐるポリフォニー・デジタルとのパートナーシップは、ポルシェにとって最適です。リアルであれバーチャルであれ、モータースポーツはポルシェのDNAの一部だからです」と語っている。
これまでグランツーリスモには、「911」や「タイカンターボS」などが収録されてきた。このヴァーチャルコンセプトカーは、将来ポルシェが進んでいくであろう道のひとつを表すものとしても捉えられる。
グランツーリスモ7は、2022年3月4日の発売が予定されている。対応ハードは、プレイステーション5とプレイステーション4。ポルシェ ビジョン グランツーリスモの走りを楽しむことができるの待ち時間は、あと3か月ほどだ。
●EVだからこその加速力
ちなみに、発表されているテクニカルデータは下記のとおりだ。
0−100km/h加速:2.1秒
0−200km/h加速:5.4秒
最高速:350km/h
ピークパワー:820kW(オーバーブースト&ローンチコントロールでは950kW)
バッテリーサイズ:87kWh
航続距離(WLTP):500km
ドライブトレイン:オールホイールドライブ(全輪駆動)
もっと詳しく「ポルシェ ビジョン グランツーリスモ」を【動画】で調べる
●Revealed: The Porsche Vision Gran Turismo
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