手持ちのスピーカーにつなぐだけでレコードの音を楽しめる「進化型ターンテーブル」の実力とは?
いま使っているスピーカーにつないでレコードを楽しめる
ティアックから新たに登場した「TN-350-SE」は、アナログレコードを聞くためのベルトドライブ式アナログターンテーブル。天然木の突板(つきいた)に多層塗りを施した光沢仕上げの外観が美しいだけでなく、本体のコア材に高密度のMDFを使用することで、高い剛性と制振性を確保している。
また、トルクの強いDCモーターの力は、耐久性に優れたゴム製ベルトを介してアルミダイカスト製のプラッターへと伝わり、レコード盤を安定して回転させる。さらに、ヘッドシェルやカートリッジを付け替えられるユニバーサル式ヘッドシェルも採用しており、レコード針を付け替えることで好みの音色を追求できる。

そんな「TN-350-SE」で注目したいのは、フォノイコライザーアンプを搭載していること。これにより、いま使っているパワードスピーカーにつなぐだけで、気軽にレコードの音源を楽しめるのだ。
フォノイコライザーアンプとは、レコード盤に収録された独特の音の情報を、大きな音で奏でられるよう増幅するもの。「TN-350-SE」はこのフォノイコライザーアンプをターンテーブルに内蔵することで、一般的なオーディオシステムに備わるRCAピンジャック(赤と白の端子を備えた音声入力)につなぐだけでレコードの音を楽しめるようにした。
「本格的なHi-Fiオーディオには、アンプ側にフォノイコライザーアンプが搭載されていますが、最近は省略されているモデルも多いので、より気軽にレコードの音を楽しんでいただけるよう、レコードプレーヤー側にフォノイコライザーアンプを内蔵しました。また、プレーヤー側に内蔵した結果、外部のノイズの影響を受けにくくなるというメリットも。レコードを聴かないときにはインテリアとして楽しんでいただけるよう、外観の仕上げなどにもこだわっています」
このように「TN-350-SE」の魅力を語るのは、ティアックの広報担当・景井さん。
フォノイコライザーアンプには、新日本無線製のオーディオ用高精度オペアンプ“NJM8080”を採用しており、ひずみの少ない高音質再生が可能。さらに、MM(VM)型カートリッジには、高い読み取り精度で定評のあるオーディオテクニカ製の「AT100E」が付属しており、組み立ててすぐに明瞭で表現力に優れた美音を楽しめる。
●レコードの美音にさらに浸れる「TN-3B-SE」
実はティアックは、「TN-350-SE」と同じタイミングで外掛け式ベルトドライブ採用のアナログターンテーブル「TN-3B-SE」もリリースしている。こちらは、選りすぐりのパーツを搭載した、より高音質を追求したモデルである。
外掛け式ベルトドライブとは、ベルトをプラッターの外周部に掛ける仕組みのことで、モーターのコギングがプラッターに与える影響を最小限に抑え、なめらかで安定した回転を実現する。
また、高級トーンアームブランド・SAEC社と共同開発したトーンアームを搭載しており、より分解能に優れたダイナミックサウンドを体感できる。さらに、S字型のトーンアームはユニバーサル式のため、好みのヘッドシェルやカートリッジへの交換も容易。購入後も好みの音を追い求められる。
音楽はストリーミングサービスで聞くというのがトレンドとなる一方、昨今、アナログレコードも再び注目を集めている。いずれもフォノイコライザーアンプを内蔵した「TN-350-SE」と「TN-3B-SE」なら、アナログレコードの情感豊かなサウンドを気軽に満喫できそうだ。
●製品仕様
☆TN-350-SE
・価格:オープン価格
・サイズ:W420×H117×D356mm
・重量:約4.9kg
・回転数:33 1/3、45
・適用カートリッジ重量:4-8g
☆TN-3B-SE
・価格:オープン価格
・サイズ:W420×H117×D356mm
・重量:約5kg
・回転数:33 1/3、45
・適用カートリッジ重量:3-12g
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