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過激カッコよいヴェイルサイド新型「スープラ」が最優秀賞! 東京オートサロン2022ドレスアップ部門の頂点に

「コンバットエアロ」から続く最新ヴェイルサイド「スープラ」とは

 今回発表された新型「スープラVFS90R」は、横幕代表にとって特別な1台でもあった。それはドレスアップ・チューニングフリークなら聞き覚えがあるヴェイルサイドが手掛けたエアロの代表作であり、一世を風靡した「コンバットエアロシリーズ」の代表的モデルが、「80スープラ」であったからだ。実はあれから30年が経過し、今年で31年目を迎えた。

新型スープラ「ヴェイルサイドVFS90R」と、ヴェイルサイド代表の横幕氏
新型スープラ「ヴェイルサイドVFS90R」と、ヴェイルサイド代表の横幕氏

 そうした節目の年だけに、今回のVFS90Rの製作に関しては特別な思いで挑んだという。その結果が認められてドレスアップカー部門・最優秀賞を獲得したということは、ヴェイルサイド横幕代表にとっても本当に喜ばしいことであった。複雑すぎる造形をまとめ上げ、苦労して考え、作ったかいがあったと、横幕代表は話してくれた。

●ヴェイルサイドならではの作り込み

 それでは、各パーツの基本的な構成についてを説明していこう。まず、VFS90R用のエアロパーツは、フロントバンパー、フロントフェンダーパネル、サイドスカート、リアフェンダー、リアスポイラー、ボンネットが主な変更点になる。

 その造形を細かく見ていくと、まずフロントバンパーはボンネットとつながるシャープなラインを作り出し、ロングノーズであることをより強調したデザインを採用。大胆に開いたダクトはあのコンバットモデルを彷彿とさせるデザインで、アグレッシブな表情をのぞかせる。

 前後フェンダーを含めたディテールの作り込みは入念に、ミリ単位の作業を繰り返して鋭いエッジと美しく流れるフォルムを生み出している。横幕氏のデザインに対する想いは、とくにこのフェンダーに強く現れていて、ウェッジシェイプのグラマラスな形状が、このマシンの凄さを象徴するポイントにもなっている。

 また、リアのワイドフェンダーとドアパネルを結ぶアウタートリムには「鋲」が付けられている。実はこれはRX-7フォーチューンモデルでも採用した手法で、あえて今回も採用したとのこと。

 その理由は、これこそが甲冑を連想させるポイントだからだ。具足のつなぎ目にはこういう物が使われており、フォーチューンモデルのデザインコンセプトである鎧、甲冑を表現するには是非とも必要なモチーフであったのだ。

 現代の技術であればこの「鋲」を使わなくても固定する方法はいくらでもある。だが、あえてこうした細かいところに手間をかけてこだわることで、クールでカッコ良いマシンが誕生するのである。だからこそ、小さな点も見逃さずにこだわり抜き、自らが掲げたテーマに合わせた妥協しない作り込みが必要になるわけだ。

* * *

 映画『ワイルドスピード』シリーズで、日本が誇るチューニングカーの凄さと魅力を伝え、世界中に多くのファンを生み出したヴェイルサイド。その伝統のスタイルを継承したVFS90Rは、流麗な曲線が絡み合う彫の深い躍動感あふれるスタイルが魅力的なスポーツカーに仕上がっていた。

 このVFS90Rコンプリートボディキットは、これまでのフォーチュンモデル同様に購入が可能だ。コンプリート価格は約270万円になるとのこと。新型スープラオーナー、要チェックだ。

>>>トヨタ・スープラ のカタログ情報を見る

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