フェラーリ「F50」は新車価格の9倍! およそ4億5000万円に価格が高騰した理由とは
「F50」はどこまで価格高騰するのか?
今回の出品車は、当初予定された349台の限定生産モデルの中で140番目に製作されたもの。1996年に有名なフェラーリ・ディーラーである、パリのシャルル・ボッツィに納車された後、最初のオーナーに引き渡されている。

ロッソ・コルサのボディカラーとアルカンターラのインテリア、そしてやはりロッソで縁取られたシートメダリオンは、当時のデフォルトともいえる仕様で、そのハーモニーは見事としか表現のしようがない。
フェラーリクラシケの認定を受けたのは2019年。クラシケ・レッドブックに加えて、ハードトップと取り外し可能なフライトケース、オーナーズマニュアルとサービスブックが入ったレザーポーチ、1997年から2016年までの整備インボイスと車載工具一式などのすべてが付属している。
F50のオークションでの落札価格が、それまでの記録を大きく超えてから約1年。はたして今回熱狂的なフェラーリのマニアは、このF50にどのような評価を与えるだろうか。
F40、F50、「エンツォ」、「ラ フェラーリ」と続いたスペチアーレの中でも、もっともその生産台数の少ないF50。それだけに結果を見守るファンの期待も大きかったが、結果はやはりその期待を反映してか、343万6250ユーロ(邦貨換算約4億4200万円)と、昨年の実績をさらに上回るものだった。
エスティメート(予想落札価格)を280万~320万ユーロと強気で出していたRMサザビーズにとっても、これはひとつの驚きではなかったのだろうか。ちなみに日本でのF50の正規新車価格は5000万円ほどだったと記憶している。つまり、9倍近いプレ値になったということだ。
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