カッコよすぎる本物のDTMカーは7000万円オーバー!? アルファ ロメオ「155」イエガーマイスターに注目!
イエガーマイスターの「155」の驚きのプライスは?
今回RMサザビーズオークションに出品されたのは、栄光の1994シーズンの次となる、1995シーズンにユーロモータースポーツが投入した、155 V6 TIである。シャシナンバーは「005」。ドライバーは、1994シーズンにシューベルレーシングから参戦した、ミハエル・バルテレスである。

●2000万円以上かけてリビルト
トランスミッションはそれまでのマニュアルからセミオートマチックとなり、サスペンションもストラットからダブルウイッシュボーンへと変化。さらにリアデフも電子制御化されたマシンだったが、残念ながら成績は低迷。DTMでは計3勝しか挙げることができなかった。
しかしその3勝のうち、2勝を記録したのが、シャシナンバー005の、このマシンである。
1996年、この個体はJ.A.S.モータースポーツから参戦。ドライバーはバルテレスがそのまま務めていたが、最高順位は4位、シーズンランキングも21位と低迷。
その後2003年に「005」はアルピレーシングの手に渡り、さらに2011年にはピエルジョルジョ・フルラネット氏のコレクションに加わることになった。
フルラネットはその後、2017年に現在のオーナーへと「005」を売却。その新オーナーは、シャシをファブリッツィオ・パンドルフィに、エンジンはリンドルマイヤ・モーターテクニックに、そしてトランスミッションをスクーデリアGTに依頼して、リビルトをおこなっている。
これらの作業にかかった費用は、17万ユーロ(邦貨換算約2200万円)とのこと。リビルト終了後はシャシダイナモ上でしかエンジンを回しておらず、サーキットでの走行はおこなっていない。付属品としてオーゼット製のスペアホイール2セットと、ECUのセッティングツールが付属している。
リビルト時に、1996年参戦時の「イエーガーマイスター」のカラーリングを再現したこのレーシングマシン、エスティメートは60万〜70万ユーロ(邦貨換算約7800万〜9100万円)となっていたが、会場では流札となってしまった。
しかしオークションの終了後、匿名の参加者が、このマシンを購入。販売価格は非公表となっているが、おそらくは7000万円近い価格であったのではないかと思われる。フル電動化への道を進むことを発表しているアルファ ロメオの、ICE時代の栄光を知る1台ということを考えれば、この価格は妥当なものといえるのではないだろうか。
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