赤×白と青×白のツートーンがおしゃれ! プジョーの定番スクーター「ジャンゴ」の特別仕様車は限定50台
ネオレトロ感がアップした特別仕様車
フランスの自動車ブランド・プジョーの2輪車部門であるプジョーモトシクルより、クラシカルなスタイルが人気のネオレトロスクーター「ジャンゴ」シリーズの特別仕様車、「ジャンゴ 125 エバージョン ABS+(プラス)」が登場しました。
いまから120年以上前の1898年に、同ブランド初のモーターサイクルを発表したプジョーモトシクルは、現存する世界最古のモーターサイクルブランドです。1953年には、フロントのトランクやキャリア、ダブルシートがユニークなモデル「S55」を発売し、ヨーロッパ市場で人気を博しました。
その「S55」の流麗なデザインをモチーフとしたのが「ジャンゴ」シリーズであり、なかでも、フロントからリアへとカーブしていくメッキモールを境に、上下に塗り分けたツートンカラー仕様が「ジャンゴ エバージョン」です。
今回リリースされた「ジャンゴ エバージョン」の特別仕様車は、ショートスクリーンやバックレストを装備。さらに“LEGENDキーホルダー”も付属しています。
ショートスクリーン(風防)はクロームメッキのステーにマウントされており、クラシカルなスタイルを損なわず、デザインを引き立てます。もちろん、ライダーに風や雨が当たるのを防ぎ、快適なライディングをサポートにします。
バックレストは、ふたり乗りの際にパッセンジャーの快適性と安心感を高めます。またバックレストには“PEUGEOT”の文字が型押しされており、高級感も高めています。
そしてLEGENDキーホルダーは、愛車のキーを取りつけるのに最適。プジョーブランドの最初のロゴマークである“矢の上を歩くライオン”と、「S55」が生まれた1950年代に使われていた筆記体の“PEUGEOT”ロゴがあしらわれています。
そんな今回の特別仕様車の魅力を、プジョーモトシクルを日本で取り扱うaideaの成田裕一郎さんは次のように解説します。
「今回の特別仕様車に装備されているショートスクリーンとバックレストは『ジャンゴ』と調和するデザインで質感を高めてくれるパーツです。また、形の美しさだけでなく、ジャンゴに乗る人のニーズを考慮してつくり込まれた機能性の高さもポイントです。かゆいところに手が届くような細やかな配慮は、純正アクセサリーならではの魅力といえます」
●心地よい鼓動を感じる空冷単気筒4ストエンジン
「ジャンゴ 125 エバージョン ABS+」は、シリーズ共通の空冷単気筒4ストロークエンジンを搭載。心地よい鼓動を感じられるのも魅力です。
フロントには、安全かつ効率的なブレーキングを約束するABSを装備。タイヤがロックしてもグリップが失われるのを防ぎ、安全な減速をサポートします。
また「ジャンゴ」シリーズに共通する特徴のひとつが、前後のセパレートシート。それぞれ広くて厚みのあるクッションが採用され、ライダーもパッセンジャーもゆったりと座れるため、長距離も快適に移動できます。
さらにワンタッチで開くシートの下には、ヘルメットやレインウエアの収納にも便利なメットインスペースも用意されます。
デイリーユースやカジュアルユースに最適な「ジャンゴ 125 エバージョン ABS」の特別仕様車「ジャンゴ 125 エバージョン ABS+」は、毎日の暮らしを心躍るものにしてくれそうです。
●製品仕様
・価格(消費税込):44万円
・サイズ:全長1925×全幅710×全高1190mm
・ホイールベース:1350mm
・乾燥重量:129kg
・エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
・最高出力:10.6ps/8000rpm
・最大トルク:9.3Nm/6500rpm