DS7クロスバック改め新型「DS7」欧州で初公開! より妖艶になったフロントマスクがフランス流
360馬力の特別なチューニングPHEVも用意
ステランティスの仏ブランド、DSオートモビルズは2022年6月27日、欧州でDS7クロスバックを大幅改良、車名を「DS7」と改めて発表しました。

DS7クロスバックは、2017年2月に世界初公開されたクロスオーバーSUVです。日本でも2018年7月に登場しました。
ボディサイズは全長4590mm×全幅1895mm全高1635mm、ホイールベース2730mmというDセグメントSUVで、「EMP2」プラットフォームを採用しています。
今回欧州で登場した新型DS7は、フロントフェイスを一新。ヘッドライトに最新バージョン「DSピクセルLED 3.0」を採用しています。これはLEDマトリクスヘッドライトで、メインビームには3列84個のLEDを搭載。最大380mの範囲を照らします。またステアリング角に応じてコーナリング照明もおこないます。
DSウイングと呼ばれるフロントグリルが大きくなり、よりシャープなラインが強調されています。
パワートレインでは3種類のプラグインハイブリッドを用意。「E-TENSE 225」は、ピュアテック180ガソリンエンジンと110馬力の電気モーターが組み合わされたFFモデルです。
「E-TENSE 4×4 300」および「E-TENSE 4×4 360」は、ピュアテック200ガソリンと、前110馬力/後112馬力の電気モーターを備えた4輪駆動モデルとなります。E-TENSE 4×4 360はDSパフォーマンスにより特別なチューニングが施されています。
新たに搭載された14.2kWhのバッテリーは、WLTPモードで最大65km、都市サイクルで最大81km電気だけで走行することが可能です。充電時間は7.4kWの普通充電器で約2時間です。
PHEVだけでなく、130BlueHDiディーゼルエンジン搭載モデルも用意されます。ヨーロッパ以外では、130、215、225馬力のPureTechガソリンエンジンも提供されます。
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新型DS7は、中国市場以外ではフランスのミュルーズ工場で生産されます。フランス本国では2022年7月11日から予約が開始され、同年9月に納車が開始される予定です。また中国市場向けは深センにある工場で生産されます。
新型DS7の日本導入時期は未定です。おそらく2023年になると予想されます。
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