登場から75周年! フォード「Fシリーズ」はなぜ北米で40年もの間「一番売れているクルマ」なのか
誕生75年を記念したF−150ヘリテージエディション登場
米国フォードは2022年6月27日、ピックアップトラック「Fシリーズ」の75周年を記念する特別仕様車「2023年モデル F−150ヘリテージエディション」を発表しました。

F−150ヘリテージエディションは、1970年代から80年代のクラシックなスタイルを特徴とするツートーンカラーのボディ色を現代風にアレンジしたものです。クラシカルなABAパターンとなっており、ルーフとピラーがA色、中央部はB色、バンパーやドア下部はA色という組み合わせとなります。
またインテリアはグレーとブラックとなり、フロントには「75 Years」ロゴが掲げられます。またナビゲーションの起動アニメーションやセンターコンソールにも同様のロゴが掲げられます。
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フォードFシリーズは、いまから75年前の1947年に第1世代が生産を開始したフルサイズピックアップトラックで、アメリカ市場でもっとも売れているトラックとしては45年連続、そしてアメリカ市場でもっとも売れているクルマとして40年連続という歴史を誇っています。
2022年1月には、累計で4000万台目のFシリーズが生産されています。
アメリカでは乗用車に比べ、商用車であるトラックにかかる税金が安く、さらに保険料に関しても割安になるため、このようにピックアップトラックの人気が高くなっています。
1948年には「F−1」「F−2」「F−3」「F−4」を発売。数字が大きくなるとボディサイズも大きくなる形で、「F−8」まで8種類のFシリーズが作られました。その後1953年に2代目が登場、以降70年にわたり生産され続け、現行型は2020年6月にフルモデルチェンジを果たした14代目となります。
現行型フォードF−150レギュラーキャブ・6.5フィートスタイル2WDのボディサイズは全長5211mm×全幅2030mm×全高1920mm、ホイールベース3120mm。車両価格は2万9990ドル(日本円で約405万円から)となっています。
2021年5月には初のフル電気自動車(EV)バージョンの「F−150ライトニング」も世界初公開、2022年春から納車が開始されています。
フォードFシリーズのライバルは、シボレー「シルバラード」やラム「ピックアップ」、トヨタ「タンドラ」、GMC「キャニオン」、日産「タイタン」などで、各ブランドとも強力なフルサイズピックアップトラックをラインナップしていますが、2021年のFシリーズの販売は72万6004台と圧倒的で、フォードの牙城を崩すまでに至っていません。
ちなみにトヨタ「カローラ」の世界累計販売台数は、2021年8月に5000万台を突破したと発表されています。初代カローラの発売開始は1966年、55年での達成となりました。
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