デカッ! 米国で最も売れている車と日本で一番売れている車の全長差は3mも!? 日米欧のベストセラーカーを比べてみた
日本のベストセラーカーはホンダ「N-BOX」
ベストセラーカーというとき、日本代表となるのは、ホンダの軽自動車「N-BOX」でしょう。

N-BOXは軽自動車としては最大級に背の高い四角いフォルムに、後席のドアにスライドドアを備える、いわゆる「ハイトワゴン」と呼ばれるジャンルに属します。
2011年12月に初代モデルが登場すると、徐々に売上を伸ばし、2012年は軽自動車として年間2位を獲得。翌2013年にナンバーワンに上り詰めます。そして、2014年は、再び2位に。しかし、2013年に1位に復活すると、それから2021年まで7年連続でナンバーワンを獲得。
しかも、登録車を合わせた総合順位としても、2017年、2018年、2019年、2020年と4年連続で1位となっています。
2021年の販売台数は18万8940台。登録車も合わせると21万2927台を売ったトヨタ「ヤリス」には届きませんでしたが、ヤリスの場合はそのうち約7万3000台が「ヤリスクロス」となっており、単独車種としてはN-BOXのほうが上。もちろん軽自動車としては、文句なしのトップの数字となっています。
また2022年上半期の新車販売台数も10万3948台で、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得しています。
そんなN-BOXの特徴は、洗練されたデザインと、広く使い勝手のよい室内空間、そして安心をもたらす最先端の運転支援システムの存在にあります。
世界的な自動車メーカーであるホンダならではの、上品で上質感を感じさせるN-BOXのデザインは、老若男女幅広い層に受け入れられるもの。燃料タンクを床下に配置した優れたパッケージングと、自転車の積み下ろしまでを考えた使いやすさも大きな特徴です。そして先進の運転支援システム「ホンダ・センシング」は自動ブレーキだけでなく、ステアリング・アシスト機能までを備えます。軽自動車という枠ではなく、登録車と同様の内容となっていることもN-BOXの大きな魅力です。
軽自動車で、しかも背の高いハイトワゴンということで、高速での走行は正直、苦手です。
しかし、街中で人や荷物を、簡単に快適に運ぶのは大得意。クルマが小さいので狭い道や狭い駐車場での取り扱いも苦労はしません。それでいて、先進装備も登録車と同等なものが用意されています。日本人の生活にマッチするよう、精緻に丁寧につくられた小さなクルマ。それが日本で一番に売れるN-BOXと言えるでしょう。
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ちなみに、米国のベストセラーカー、フォードF-150の4ドア仕様の寸法は、最大で全長250.3インチ(約6357mm)、全幅は79.9インチ(約2029mm)。
一方、日本のベストセラーカーであるホンダN-BOXの寸法は、全長3395mmに全幅1475mmです。
つまりF-150は、N-BOXと比べると、全長ではおよそ3m(2962mm)も長く、全幅は55㎝(554mm)も大きいのです。あとちょっとで縦に2台分もあるというのは驚きです。さすがアメリカ、国も大きければ、クルマも大きいのですね。
ちなみに2021年の中国市場でのベストセラーカーは、1位が日産「シルフィ」の50万150台、2位が宏光「ミニEV」で42万6482台、3位がVW「ラヴィダ」で38万3314台です。
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