DIYカスタムで釣りQOLが爆上がり! フィッシングリールお手軽リフレッシュのすすめ
上級グレードに(ほぼ)匹敵する性能が手に入る
リールのカスタマイズには、見た目を自分好みにするデコレーション系と、機能性を高めるメカニカル系に分けることができます。今回はスピニングリールの回転性能や感度を高めてくれるメカニカル系のカスタムを解説します。(カスタム手順の概要は、フォトギャラリーでチェックしてください)

●ボールベアリングの追加でスムースネスを高める
リールは様々な回転パーツの集合体。その動きを軽快にするには回転軸をボールベアリングで支えるのが理想ですが、コストを抑えたいエントリー機は回転性で劣るブッシュで代用されることが多いです。
そして、リールのグレードは年々増加し細分化しているので、上位グレードとの差がベアリング数個分とわずかなことも。
つまり、ブッシュ率が高いエントリーグレードは“伸びしろ”があり、ボールベアリングを追加するだけで上位機種に迫る性能にレベルアップが可能になるわけです。しかもカスタムパーツは釣具店で販売されているので、入手も簡単です。
●ボールベアリングの追加でスムースネスを高める
リールは様々な回転パーツの集合体。その動きを軽快にするには回転軸をボールベアリングで支えるのが理想ですが、コストを抑えたいエントリー機は回転性で劣るブッシュで代用されることが多いです。
そして、リールのグレードは年々増加し細分化しているので、上位グレードとの差がベアリング数個分とわずかなことも。
つまり、ブッシュ率が高いエントリーグレードは“伸びしろ”があり、ボールベアリングを追加するだけで上位機種に迫る性能にレベルアップが可能になるわけです。しかもカスタムパーツは釣具店で販売されているので、入手も簡単です。
●インターフェイスを変えれば感度も冴える
今回カスタマイズするのは、ダイワのハイコスパモデル「フリームス」。ハンドルノブからカスタマイズを始めます。
ハンドルノブは指先でハンドルを回すという、タックルに直接触れるインターフェイス。水中のルアーの様子や魚のバイトを感じ取るための最重要パーツでもあるので、交換するインセンティブはかなり高めです。

アフターマーケットのハンドルノブは種類も様々。サイズの大小や、よりソフトで快適性を求めたもの、硬質で感度を重視したものなどがあります。今回カスタマイズするリールは主にアジングに使用しているので、感度重視のモデルをチョイスしました。
用意したのは、リールのボディにも採用されている樹脂のザイオンを採用した、SLPワークスの「Iシェイプザイオンノブ」(2750円/消費税込)。軽量で硬質なため、ダイレクトな操作感にすることができます。
まずはデフォルトのノブの外側のキャップを傷つけないように外し、ノブを固定するビスを外します。
ノブを抜くと軸受の白いブッシュがあるので、外してグリスを塗布したベアリングに入れ替え、ノブをセットしてビスを閉めれば完了です。
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