スポーツカーメーカー「ポルシェ」はレースシーンもEVシフト!? 現在開発中のさまざまな電動化技術とは
次期「マカン」に採用されるEV専用プラットフォーム“PPE”
イタリア・フランチャコルタのポルシェ・エクスペリエンスセンターで開催された「ネクストレベル E-パフォーマンス」では、現在ポルシェが取り組んでいる様々なEV技術が紹介されました。

そのなかでもとくに注目されたのが、次世代「マカン」にも採用されるEV専用プラットフォーム“PPE”に関するものです。
PPEはプレミアム・プラットフォーム・エレクトリックの頭文字で、ポルシェが中心になって開発。将来的にはアウディをはじめとするフォルクスワーゲン・グループの各ブランドでも使用されることになるEV専用プラットフォームです。
その特徴のひとつがサイズを柔軟に変更できる点で、今回のワークショップでは「マカン」が属するDセグメントのほか、Eセグメント、Fセグメントでも使えるとの説明がありました。したがって、ポルシェだけでなくフォルクスワーゲン・グループの他ブランドにとっても重要な技術といえるでしょう。
同グループとしては、このPPEと、フォルクスワーゲン「ID.4」やアウディ「Q4 e-tron」に用いられているEVプラットフォーム“MEB”のふたつが、今後の主力になると見込まれます。

マカンの場合、PPTには最大100kWhほどの大容量バッテリーが搭載可能で、モーターは前後に各1基の計2基を積んで4WDにすることが想定されています。モーターの最高出力は最高450kW(約612馬力)、最大トルクは1000Nm以上なので、かなりパワフルなSUVになるでしょう。
サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン式でリアがマルチリンク式を採用。さらには最大5度の4WSが搭載できるので、小回り性や高速コーナーでのスタビリティ改善に役立ちそうです。
全車がEVとなる新型マカンは2024年に発表される見通し。ただし、現行のエンジン搭載モデルも当面は併売されるので、エンジン車ファンの皆さんもどうかご安心ください。
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