まもなく日本上陸!? アルファ ロメオの新型コンパクトSUV「トナーレ」に欧州で追加された最上級モデルの中身とは
1.3リッター直4ターボ+モーターのPHEV
ステランティスのブランド、アルファ ロメオは2022年11月、新型SUV「Tonale(トナーレ)」にプラグインハイブリッドモデル「プラグインハイブリッドQ4」を欧州市場で追加しました。

新型トナーレは、2019年のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルが披露され、2022年2月8日に世界初公開されたモデルで、アルファ ロメオとしては「ステルヴィオ」に次ぐSUV第2弾となります。
全長4528mm×全幅1841mm×全高1601mm、ホイールベース2636mmという比較的コンパクトなサイズのSUVで、メルセデス・ベンツ「GLA」やアウディ「Q3」あたりがライバルになりそうです。
トナーレは、アルファ ロメオ初の電動化モデルになります。
従来より欧州市場に導入されているマイルドハイブリッドモデルは、160馬力を発生する新開発の1.5リッター直列4気筒可変ジオメトリーターボ(GTV)エンジンに、15kW(20馬力)・55Nmを発生する「P2」モーターを組み合わせたもので、トランスミッションは7速TCT(DCT)、48Vシステムが搭載されます。
一般的なマイルドハイブリッドと異なり、エンジンを停止した状態でもEV走行が可能なのが特徴です。
また130馬力・320Nmを発生する1.6リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンと6速DCTトランスミッション、前輪駆動を組み合わせたモデルもラインナップしています。
今回登場した新型トナーレ・プラグインハイブリッドQ4は、エンジンで前輪を駆動し、モーターで後輪を駆動する全輪駆動で、トナーレのトップパフォーマンスモデルという位置づけになります。
搭載エンジンは1.3リッター直列4気筒マルチエア・ターボで、こちらでは180馬力、モーターでは120馬力を発揮。システム全体では275馬力と、ステルヴィオが搭載するガソリンエンジンの280馬力に匹敵するパワーを手に入れています。
プラグイン・ハイブリッドQ4の0−100km/h加速は6.2秒と俊足で、電動モードでの走行可能距離は市街地サイクルで80km、複合サイクルで60km以上となり、このクラスにおける最高値を実現しています。7.4kWの急速充電器を使用した場合、満充電まで2.5時間と発表されています。
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トナーレの日本導入はいつになるのでしょうか。
2022年3月、FCAジャパンとグループPSAジャパンが事業を統合、ステランティスジャパンが発足した際の記者会見では、2022年中の導入という話になっていました。
ただし、昨今の半導体不足などの影響により、その時期は2023年にずれる可能性があります。
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