2023年注目のニューモデル ルノー新型「カングー」この春に日本上陸 “デカングー”と呼ばれた2代目モデルとは
今ではレアモデルの「カングー・ショートバージョン」もあった
●カングー ビボップ(2010年〜11年)
2010年7月に発表された、2代目前期型カングーをベースとしたショートバージョンが「カングー ビボップ」です。

全長は3870mm、ホイールベースは2310mmと、ベースの2代目カングーと比較して全長は345mm、ホイールベースは390mmも短縮されたこのモデルは、後席スライドドアを廃した3ドアモデルです。
後席は独立した2座になり、乗車定員は4名。手動開閉式のフロントグラスルーフと前後スライドさせて開閉可能なリアグラスルーフ、電動でテールゲートに収納できるテールゲートグラスでオープンカーのような開放感を味わうことができる1台になります。
エンジンは通常のカングーと同じ1.6リッター自然吸気、トランスミッションは5速MTのみで、車両価格は234万8000円(消費税5%込)でした。
ショートホイールベースのスタイリングは、まるでチョロQのよう。派生モデルだけに、日本で販売された台数も少なく、いまでも中古車市場で高値で取引されています。
●2代目カングー 後期型(2013年〜)
2013年8月に大幅なマイナーチェンジをおこなって登場したのが2代目カングーの後期型です。

ルノーのデザイン担当常務ヴァン・デン・アッカー氏による、ルノーの新デザイン戦略に基づくフロントフェイスは、俗に「アッカー顔」と呼ばれるもの。ただし、この際に搭載されたエンジンとトランスミッションは2代目前期型とまったく同じ1.6リッター+4速ATだった。車両価格はゼンが234万8000円、アクティフが214万8000円(すべて消費税5%込)でした。
後期型の大きな転換点となったのは2014年5月。新たに115ps・200Nmを発生する1.2リッターターボエンジンを搭載したことです。当初このエンジンには6速MTのみが組み合わされ、ATモデルは1.6リッターのまま。価格は6速MTモデル・4速ATモデルともに241万5000円(消費税8%込)でした。
この1.2リッターターボの出来が秀逸で、ここからまたカングーのMT比率が高まっていきます。
そして2016年7月に、ようやく1.2リッターターボエンジンに2ペダルの6速EDC(DCT)が追加になり、さらにカングーの人気が再燃しました。この時点では1.6リッター+4速ATモデルも併売され、ゼン(6速EDC)が259万円、ゼン(6速MT)が247万円、ゼン(4速AT)が241万5000円、アクティフ(6速MT)が235万円(すべて消費税8%込)でした。
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カングーには色とりどりな「クルール」をはじめ、さまざまな限定車が登場しましたが、2021年7月に発売された最後の限定車が「カングー リミテッド ディーゼル MT」です。
このモデルは、2代目カングーの最後を飾るファイナルモデルとして、カングー初のディーゼルエンジンを搭載していました。116馬力・260Nmを発生する1.5リッターディーゼルエンジンに6速MTを組み合わせ、WLTPモード燃費は19.0km/L。車両価格は282万円(消費税10%込)でしたが、400台限定がまたたく間に完売、一時は中古車市場でプレミア価格で取引されていました。
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