同時に世界初公開されたレクサスの新型SUV「GX」「TX」の個性とは? 注目の2台のSUVは日本導入される?
レクサス新型「GX」は14年ぶり全面改良した3代目モデル
レクサスから新型モデルである「GX」と「TX」が、2023年6月に同時に発表されました。どちらも大型のSUVですが、どのような違いがあるのかを解説します。

GXは、2002年から北米を中心に販売されているSUVです。日本には導入されていませんが、これまで世界の約30の国と地域で、2023年3月末まで、累計約54万台が販売されています。
そんなGXの新型モデルは「ザ・プレミアム・オフローダー」をコンセプトに開発されており、過酷な悪路から街中の舗装路まで、いかなる環境下でも快適に移動することが目標とされています。
メカニズム的なトピックは、2002年の発売以来初めてとなるプラットフォームの刷新です。
レクサス「LX」と同じGA-Fプラットフォームを採用しました。これは、ボディオンフレーム構造というもので、一般的な乗用車のモノコックとは違って、強固なフレームが使われています。
また、新型GXは、全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mmという寸法が発表されています。これは全長5100mmの「LX」よりも若干短いというサイズ感。
ここで気が付く人もいると思われますが、言ってしまえば、GXはLXの弟分という存在。そして、LXのトヨタ版となる「ランドクルーザー」には、「ランドクルーザー・プラド」という弟分がいます。つまりGXはランドクルーザー・プラドのレクサス版ということです。
ちなみにトヨタのランドクルーザー・プラドは、まだ2009年にデビューしたモデルが現行型として販売されています。そのため、今回はレクサス版である「GX」が先にフルモデルチェンジをした格好です。まもなくランドクルーザー・プラドも新型が登場することでしょう。
トヨタとレクサスのSUVのフラッグシップとなるのがランドクルーザーであり、LXです。その弟分となる新型GXは、いったいLXとどのように違っているのでしょうか。
わかりやすいのは、先にも挙げた寸法です。新型GXは、LXよりも若干小さくなっています。また、パワートレインは3.5リッターV6ツインターボガソリンエンジンだけのLXに対して、新型GXは3.5リッターV6ツインターボガソリンエンジンと2.4リッター直4ターボハイブリッド(フルタイム4WD)のふたつが用意されています。新型GXは純エンジン車とハイブリッドの2種類が選べるようになっているのです。
また、悪路の走破性能を高めるE-KDSS(エレクトリック・キネティック・ダイナミック・サスペンション・システム)の採用も新型GXのトピックです。これはランドクルーザーで採用されたけれど、LXには採用されなかった技術。この採用からも、新型GXは、「LX」よりも、よりオフローダー的な色合いが濃いのでしょう。
今回、残念ながら、新型GXの日本導入アナウンスはありませんでした。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
マセラティ、故郷モデナへ── 光と音が導く「グラントゥーリズモ」と「グランカブリオ」が告げる新しい鼓動【PR】