同時に世界初公開されたレクサスの新型SUV「GX」「TX」の個性とは? 注目の2台のSUVは日本導入される?
レクサス新型「TX」は全長5.1mの3列7人乗りフルサイズSUV
一方、新型TXは新たにレクサスのラインナップに追加されたニューフェイスです。
レクサスはこの新型TXを「北米専用」の「家族や友人と快適に移動できる3列シートモデル」と説明しています。

この新型を理解するヒントとなるのは、使われているプラットフォームです。
この新しいSUVには、レクサス「ES」やトヨタ「カムリ」と同じGA-Kプラットフォームが採用されました。これは、乗用車にも使われているFF向けのもの。新型「TX」は全長5160mmから5170mmと発表されており、これはLXよりも長い寸法です。
しかも、エンジンを横置きにするFFプラットフォームは、室内空間を広くすることができます。つまり新型TXは、同じ3列シートでもGXはおろか、LXよりも広い室内空間であることが期待できるのです。
日本において家族や友人と一緒にクルマで移動しようとなれば、ミニバンが筆頭になります。ところが、北米ではミニバンではなく、3列シートの大型SUVが、その役を担います。そうした北米ならではのニーズに応えるのが、新型TXとなるのです。
※ ※ ※
今回、発表された新型GXと新型TXの2台の新型モデルは、どちらも日本導入が予告されませんでした。では、2台とも、日本には未来永劫、やってくることはないのでしょうか?
まず、難しいなと予想されるのが新型TXです。このモデルはリリースにもあるように、もともと「北米向け」と言う存在です。しかも、日本には高級ミニバンである「アルファード」がすでにあり、さらに超高級ミニバンのレクサス「LM」の導入も予定されています。
そういう3列シート激戦区に、全長5160mm、全幅1990mmというフルサイズSUVの新型TXをわざわざ持ってくるということは、考えにくいでしょう。
一方、新型GXはどうなのでしょうか。
新型GXは、本来的にオフロード走行を得意とする高級SUVです。日本の場合、超高級SUVを走らせるオフロードはほとんどありません。ニーズがないから導入されなかったというのが、これまで日本未導入の理由でしょう。
ところが現在、兄貴分であるLXは、世界中から注文が殺到していることもあり、日本では2022年7月に注文停止が発表されてから、2023年6月現在もホームページ上では注文停止のまま、お詫びの文章が掲載されています。
そのためLXの穴埋めとして、新型GXを日本に投入して欲しいという声が上がるかもしれません。
レクサスのホームページには、今秋に発売予定の新型コンパクトSUV「LBX」、同じく今秋に発売予定の新型ミニバンLMとともに、新型GX世界初公開のリリースがトップページに載っているということも、今後の新型GX日本導入の可能性があるということを示唆しているのかもしれません。
新型GXのトヨタ版である「ランドクルーザー・プラド」も、まもなくフルモデルチェンジをするはずです。どちらにせよ、新型GXと次期型ランドクルーザー・プラドは、これからも注目され続けるのは間違いないでしょう。
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