VAGUE(ヴァーグ)

メルセデス・ベンツ新型「GLCクーペ」欧州で発売 2代目となるスタイリッシュな新型クーペSUVはどう進化した?

ガソリン2種類ディーゼル2種類に加え PHEVも3グレード用意

 独メルセデス・ベンツは2023年6月22日、欧州で新型「GLC Coupe(GLCクーペ)」を発売しました。西ヨーロッパ市場では同年7月より納車が開始されます。

メルセデス・ベンツ新型「GLCクーペ」
メルセデス・ベンツ新型「GLCクーペ」

 今回欧州で登場した新型GLCクーペは、2023年3月にフルモデルチェンジされ、世界初公開された2代目モデルです。

 GLCクーペは、メルセデス・ベンツのDセグメントSUV「GLC」をベースにしたクーペSUVです。初代GLCクーペは2015年の上海モーターショーでコンセプトモデルが登場、翌年2016年3月に開催されたニューヨーク国際モーターショーにて世界初公開されました。

 新型GLCクーペは全長4763mmと、従来モデルよりも31mm長くなっています。全幅は1890mmのまま、全高は1610mmと5mm高くなっています。

 エクステリアはメルセデスの新たなデザイン言語が採用されました。フロントグリルはよりワイドな印象となり、メルセデスの星型デザインを採用しています。

 さらにエアロダイナミクスも改善。Cd値は0.27と従来モデルの0.30から向上しています。またデジタルシミュレーションなどを用いることで風切り音も抑えています。

  インテリアにはモダンな「アバンギャルドライン」が標準装備されます。最新世代のUBUXインフォテイメントシステムを搭載、ドライバーの前には12.3インチの高解像度LCDスクリーンを設置、浮いているように見えるデザインにされています。、センターコンソールには11.9インチのセンターディスプレイを備えています。

 荷室容量はMHEVモデルで545リッターから最大1490リッターと、先代モデルよりも45リッターから90リッター増加しています。

 新型GLCクーペのICE(内燃機関)モデルはすべて48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。第2世代のISG(インテグレーテッド・スタータージェネレーター)と48Vシステムの組み合わせで、とくにエンジン回転数が低いときにサポートします。
 
 欧州でのグレードはガソリン2種類ディーゼル2種類で、204馬力・320Nmの2リッター直列4気筒ターボエンジンの「GLC200 4MATIC」、258馬力・400Nmの2リッター直列4気筒ターボの「GLC300 4MATIC」、197馬力・440Nmの2リッター直列4気筒ディーゼルターボの「GLC220d 4MATIC」、269馬力・550Nmの同エンジン「GLC300d 4MATIC」が用意されます。

 さらにプラグインハイブリッドモデルも「GLC300e 4MATIC」「GLC400e 4MATIC」「GLC300de 4MATIC」とガソリン2種類、ディーゼル1種類を用意します。WLTPモードでのEV走行可能距離はガソリンモデルが119kmから131km、ディーゼルモデルが113kmから130kmと公表されています。

 新型GLCクーペのドイツでの価格は、6万2594ユーロ(付加価値税19%込。日本円で約975万円)から7万9611ユーロ(約1240万円)となっています。

※ ※ ※

 日本では2023年3月に2代目となった新型「GLC」が登場しましたが、新型GLCクーペの導入時期は未定です。

Gallery 【画像】どう進化した? メルセデスの新型クーペSUV「GLCクーペ」を画像でチェック(45枚)
今しか買えない! 少量限定のプレミアムタイヤとは
浅草の職人魂から生まれた「KIWAME TOKYO ASAKUSA」 どんな腕時計?

VAGUEからのオススメ

タイヤの選び方が変わるーーデザインによる世界観の表現と性能とを両立したブリヂストン REGNO「GR-XIII B Edition」で“大人のドレスアップ”【PR】

タイヤの選び方が変わるーーデザインによる世界観の表現と性能とを両立したブリヂストン REGNO「GR-XIII B Edition」で“大人のドレスアップ”【PR】

RECOMMEND