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ルノー新型「カングー」はどう進化? 長距離ドライブでわかった「遊びの空間」の真価とは

ディーゼルとは思えないほど静かな1.5リッターエンジン

 インテンスに対して今回借り出したクレアティフ、およびゼンではボディ同色バンパーがブラックバンパーとなり、16インチスチールホイールに組み合わされるホイールカバーがフルキャップではなくハーフキャップとなるのをはじめ、いくつかの部位が差別化されています。

 なお、ダブルバックドア+ブラックバンパーという仕様はカングーの中でも日本に向けて特別に作られるモデルとなっています。

ルノー新型「カングー」のインテリア
ルノー新型「カングー」のインテリア

 エンジンは新たに1.3リッター直4ガソリン直噴ターボと1.5リッター直4ディーゼルターボがラインアップされ、どちらも7速AT(7EDC)が組み合わされます。

 今回借り出したディーゼルは、最高出力が116ps/3750rpm、最大トルクが270Nm/1750rpmとガソリンに比べて最大トルクが30Nm高くなっています。尿素SCRシステムを採用しているのも特徴で、WLTCモード燃費は、ガソリンより2.0km/L高い、17.3㎞/Lとなっています。

 
 いざ走ってみて、ひょっとして間違えてガソリンを借りたのかと感じたぐらい、本当にディーゼルと思えないほど静かで振動が小さいことに驚きました。動力性能も、わずか1.5リッターながら低回転域から十分なトルクを発揮していて、力強いレスポンスを実現しています。

 ドライブモードは「Normal」、「Perfo」、「Eco」の3段階を選択可能で、Normalモードでも十分なところ、Perfoモードを選択するとアクセルレスポンスが向上し、より走りを楽しむことができます。

 足まわりの印象も上々で、外見からイメージするような車高の高そうな感覚や重々しい印象もなく、ワインディングでもスイスイと走れてしまうことに感心します。

 乗り心地もいたって快適で、しっかりとした剛性の高いボディに支えられて、足がよく動いている感覚が伝わってきます。荒れた路面に出くわしてもしなやかに受け流して、突き上げやバタつきもなくタイヤが路面に追従する感覚があります。

 ステアリング操舵力は軽くて扱いやすく、外乱の影響を受けにくく、直進安定性も十分に確保されています。車線中央維持支援機能をはじめ先進運転支援装備も充実していて、走りのよさと併せて、ロングドライブでも疲れ知らずです。

 約500kmの距離を走ってみて、全体的に小さくない進化を遂げていることがよくわかりました。

ルノー新型「カングー」
ルノー新型「カングー」

Renault KANGOO Creatif DIESEL【ルノー・カングー クレアティフ】

・車両本体価格(消費税込):419万円
・全長:4490mm
・全幅:1860mm
・全高:1810mm
・ホイールベース:2715mm
・車両重量:1650kg
・エンジン形式:直列4気筒ディーゼルターボ
・排気量:1460cc
・駆動方式:FF
・変速機:7速DCT
・最高出力:116ps/3750rpm
・最大トルク:270Nm/1750rpm
・燃費(WLTC):15.3km/L
・サスペンション形式:前ストラット・後トーションビーム
・タイヤサイズ:205/60R16

Gallery 【画像】新型も大人気! ルノーのミニバン「カングー」をチェック(24枚)

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