ルノー新型「カングー」はどう進化? 長距離ドライブでわかった「遊びの空間」の真価とは
従来に比べ全長210mm延長 広くなった室内と荷室
ルノー「カングー」は、日本で特異的な人気を誇っているので、2023年2月に日本上陸した、3代目となる新型カングーに興味を持っている人も大勢いることでしょう。
先日、最新のカングーを駆って都内と長野方面を往復する小旅行を楽しんできました。

カングーは欧州で「ルドスパス」と呼ばれて親しまれてきたそうです。
ルドスパス=LUDOSPACEとは、ラテン語で「遊び」を意味する「LUDOS」と、フランス語で「空間」を意味する「ESPACE」を組み合わせた、「遊びの空間」を意味する造語で、カングーの広い室内空間と高い機能性を象徴するものです。新型カングーもルドスパスのコンセプトは変わらず、「もっと遊べる空間」へと大きな進化を遂げています。
新型カングーのエクステリアデザインは、先代とはフロントフェイスの雰囲気がだいぶ変わりながらも、ひとめでわかるカングーらしいフォルムを維持しています。デザインが気になるという声も小さくないようですが、実車を見ればまぎれもなくカングーであることがご理解いただけることと思います。
ボディサイズは4490mm×1860mm×1810mmと、従来比で全長が210mm長く、全幅が30mm大きくなり、ホイールベースは15mm増の2715mmとなりました。
全長が従来比で210mmも伸びたことで室内空間はさらに広くなり、荷室の床面長も通常時で従来比100mm増の1020mm、後席を折りたたむと同80mm増の1880mmに拡大し、荷室容量は前モデル比で115リッターも増えて775リッターに、リアシートを倒した状態では132 リッター増えて2800リッターにまで大きくなりました。
カングーのアイコンとなっているダブルバックドアも変わらず装備されています。約90°の位置で一度ロックのかかるドアは、最大で約180°まで開きます。荷室の床面の地上高は594mmと低く、幅が1190mm、高さが1111mmと余裕があり、出っ張りがほぼない四角い形状となっているおかげで、荷物の積み下ろしがしやすく、デッドスペースも生まれにくくなっています。
フロントドアは約90°まで大きく開くので、より容易に乗り降りできます。両側スライドドアの開口部も615mmと大きいおかげで、乗り降りはもちろん、荷物も出し入れしやすくて助かります。また、両側スライドドアは、開閉機構の見直しにより、前モデルよりも軽い力で開閉ができるようになりました。
広々とした車内には、小物を収納できるスペースが頭上やダッシュも含めあちこちに配されていて、後席乗員のためにシートバックテーブルも設定されています。
グレード体系はガソリン、ディーゼルとも「インテンス」と「クレアティフ」が同価格で選べ、ガソリンのみ受注生産ので「ゼン」が設定されています。
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