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6年ぶりに全面刷新! ホンダ新型「N-BOX」が“遊びのためのセカンドカー”に最適な理由とは? 後席と荷室の使い勝手が秀逸すぎる

キープコンセプトのルックスの中で灯火類はイマドキの仕様に

 驚くくらいのキープコンセプト……それが今秋のデビューが予定されているホンダ新型「N-BOX」に対する第一印象です。

優れた居住性と使い勝手のいいラゲッジスペースにより、趣味や遊びのためのセカンドカーに最適なホンダ新型「N-BOX」
優れた居住性と使い勝手のいいラゲッジスペースにより、趣味や遊びのためのセカンドカーに最適なホンダ新型「N-BOX」

 新型のスタイルは、基本的に従来モデルと大きく変わらず。N-BOXは超人気モデルだけに、誰が見てもそれと分かるスタイルであることが重視されたのです。

 N-BOXは日本で最も売れている軽自動車であり、ホンダの屋台骨。失敗は許されません。その上ホンダ車には、「スタイルをガラリと変えると売れなくなる」というジンクスもあります。ホンダとしても冒険はしづらかったのでしょう。

 ただし、いいものは変える必要がないというのもまた真理。安心感があることは間違いありません。

 新型N-BOXも「標準」タイプと「カスタム」というふたつのモデルがラインナップされており、車体の基本構造なども従来型を継承しているようです。そんななか灯火類は、従来型と明らかに異なるデザインとなっています。

 標準モデルはまるで瞳のような、ヘッドライト周囲のLEDランプが特徴的です。これは、ポジションランプ、デイタイムランニングライト、そして黄色く光るウインカーと3つの役割を兼ねていて、新しい表情をつくり出しています。

 カスタムは従来モデルよりもフロントグリル回りのデザインがシンプルになり、スマートになった印象。グリル上部にはLEDが内蔵されていて、左右のヘッドライトをつないで車幅いっぱいに一文字に光る演出が施されています。

 また、ライトユニット上部のウインカーは従来型と同様、光が外側へ向かって流れるようになっていますが、LEDの数を増やして流れがスマートになったのも進化した部分といっていいでしょう。

●開放感アップでもっとリラックスできるインテリアに

 キープコンセプトのエクステリアに対し、インテリアの雰囲気は従来型から随分と異なっています。

 大きく印象が異なるのはダッシュボードで、異例ともいえる高さだったメーターの位置が低くなり、メーター自体もアナログから全面液晶となりました。

 低くフラットなインパネ上面によって開放感が高まり、視界もよくなり、さらにメーターからメカメカしさが消えたことで、リラックスできる空間となりました。ひと言でいえば、居心地のいいリビングのような感覚です。

 キャビンスペースに関しては、前後席のシート間隔などは従来型と同様。一方、リアシートの肩周りは左右のゆとりが55mm広がっています。トリムの形状を工夫したことによる恩恵だといいます。

 ちなみに、パワートレインを含むメカニズムに関しては、現時点では明らかになっていません。エンジンはこれまでと同様、ターボ仕様と自然吸気仕様をラインナップするようですが、どんな隠し玉が用意されているのか正式発表が楽しみです。

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