日本では2023年秋登場! 注目のレクサス最小コンパクトSUV 新型「LBX」英国で先行販売開始 その気になる価格とは
英国での車両価格は2万9995ポンド(555万円)から
レクサスの英国法人は2023年8月10日、新型コンパクトクロスオーバー「LBX」の先行販売を開始したと発表しました。

新型LBXは、2023年6月に世界初公開されたレクサスの新型モデルです。
全長4190mm×全幅1825mm×全高1560mm、ホイールベースは2580mmというBセグメントSUVで、レクサスのモデルとしてはもっともコンパクトなモデルとなります。
コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム「GA-B」をレクサスとして初めて用いたモデルで、基本素性と電動化技術を徹底的に鍛え上げ「Lexus Driving Signature」の深化を追求したといいます。
トレッドを拡大することでワイド&ロースタンスを実現、さらに225/60R17または225/55R18というクラスを超えた大径タイヤを採用しながらも、取り回しの良さにこだわり最小回転半径5.2mを実現しています。
ボディ骨格の接合には、短ピッチ打点技術や構造用接着剤の採用部位を拡大し、適材適所に設定。接合剛性を高めつつ、フロアに採用する構造用接着剤のうち、人に近い部位は高減衰接着剤に置き換えることで高周波域での振動レベルを低減。操縦安定性と乗り心地の向上や、NV性能の低減に大きく寄与しています。
また徹底したエンジンノイズや振動の低減を実現。エンジンマウントの最適配置による起動時のショックを低減し、エンジン本体へのバランスシャフトの採用による低回転時のフロア振動を抑制しています。
新型LBXでは、デザインコンセプトを「プレミアム・カジュアル」としました。エクステリアでは、コンパクトクラスのパッケージにとらわれず、大径タイヤの採用やダイナミックなプロポーションを実現。フロントフェイスは機能全体を包括的に捉えた「ユニファイドスピンドル」として、新たな時代のアイデンティティに挑戦したといいます。
またインテリアでは「Tazunaコンセプト」を採用しながらリラックスしてクルマとの一体感を楽しめる室内空間を目指したといいます。
水平基調のインパネ造形により、開けた視界を確保。またセンターディスプレイからコンソールにかけては、高さを抑え傾斜させることにより、室内と一体感をましたディスプレイがプレミアムにふさわしいしつらえとなっています。メーターには12.3インチの大型フル液晶を採用しています。
新型LBXでは、新しいグレード体系を設定。ライフスタイルや好みによりマッチするように、「COOL」「RELAX」「ELEGANT」「ACTIVE」「URBAN」そしてLBXという6つの世界観から選べるグレード体系としています。
またオーダーメイドシステム「Bespoke Build」を設定しています。これは約33万通りのバリエーションの中からユーザーが独自のオリジナルコーディネートを楽しめるものです。
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今回、英国で先行販売された新型LBXの車両価格は、エントリーグレードとなる「LBX Urban(LBXアーバン)」が2万9995ポンド(日本円で約555万円)からと発表されています。ラインナップの価格は2023年10月初旬に発表され、英国では2024年3月に納車が開始される予定です。
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