なぜ「マツダ スピリットレーシング・ロードスター」を見送って1.5Lを選んだ? 走りのよさは北米仕様で実感済み! それでも“納得できなかったポイント”とは
1.5リッターの132psから184psへと大幅にパワーアップ
「くっ、悔しくなんてないからね……」というのが正直な気持ち。先ごろ市販モデルが初公開された「マツダ スピリットレーシング・ロードスター(以下、「MSRロードスター」)」のことです。

200台限定の高性能バージョン「MSRロードスター 12R」は好評のうちに抽選申込受付が終了。2200台限定のスタンダードモデルはまだオーダー可能といいますが、こちらも受注終了は時間の問題と思われます。
この「MSRロードスター」、何がスペシャルなのかといえば、とにもかくにもエンジンです。
実は筆者(工藤貴宏)、先日、1.5リッターエンジン搭載の「ロードスター」を買ったばかりなのですが、「MSRロードスター」は日本向けのソフトトップ仕様には設定がなかった、2リッターエンジンを搭載しています。
これにより、1.5リッターの132psに対し、184psと大幅なパワーアップを果たしています。
ちなみに「12R」は、エンジン特性を左右するカムの形状を変えた上に、“ポート研磨”と呼ばれる職人の手作業によるチューニングを実施。これにより高回転域での伸び感を高め、最高出力を200psまでアップさせているといいます。なんとも、うらやましい!(心の声)
そんな強心臓に加えて、サスペンションにも専用チューニングを採用。さらに内外装もスポーティにコーディネートしているのが“特別な「ロードスター」”の正体なのです。
まだ試乗できてはいませんが、走りがいいのは間違いないでしょう。あの「ロードスター」の上位版なのですから、走る楽しさは約束されたようなもの。
「ロードスター」の走り味にほれて購入した筆者ですから、「MSRロードスター」の魅力は乗らなくたって分かります。
そもそも筆者は、以前から2リッターエンジン待望派、そして肯定派でした。1.5リッターエンジンを搭載するソフトトップ仕様のバランスのよさも素晴らしいですが、パワーが増した2リッターモデルの楽しさも、スポーツカーとしてはかなりのもの。そこに疑いの余地はありません。
何しろ筆者は、そんな2リッターのソフトトップに乗りたくて、わざわざアメリカまで出かけた経験を持つほど。なので「MSRロードスター」の走りのよさはよく分かります。
そんな経験から、筆者は2リッターのソフトトップが発売されたら、絶対に買うと心待ちにしていました。でも「MSRロードスター」には腑に落ちない部分が。そのため購入を見送り、1.5リッターを購入したのです。
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