なぜ「マツダ スピリットレーシング・ロードスター」を見送って1.5Lを選んだ? 走りのよさは北米仕様で実感済み! それでも“納得できなかったポイント”とは
MSRじゃないフツーの2リッターが欲しかった……
筆者が「MSRロードスター」の購入を見送った最大の理由、それは、なんといっても価格設定です。

チューニングエンジンを搭載する「12R」の761万2000円(消費税込、以下同)は、「本当に好きな人が買えばいい」と思えるのでどうでもいいのですが、スタンダードな「MSRロードスター」の526万5700円は、ちょっとばかり高すぎます。500万円オーバーとなると、なんだか手の届かない存在に思えてしまいます。
海外仕様のように、MSRのチューニングの手が入っていない、エアロパーツもついていない、フツーの2リッターが欲しかった……というのが、正直な気持ちです。
もちろん、マツダの事情もよく分かります。開発陣はかねてより「日本仕様は1.5リッターがベストバランス。海外市場では太いトルクが望まれるから2リッター車も出すけれど、日本は1.5リッターだけでいく」と話されていました。
MSRは特別なので、2リッターでもOKと判断したということですが、筆者としてはモヤモヤした気持ちが晴れません。
さらに、「MSRロードスター」の購入を見送ったもうひとつの理由が、“ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)”が装備されていないこと。
高速道路走行時、前走車に合わせて自動で速度を調整してくれるACCは、筆者のように高速道路を使っての移動が多い人だと手放せないことでしょう。
もちろん、「スポーツカーは軽量化のために、そんな便利な装備はいらない」なんて声もあるでしょうが、オプションでもつけられないのは残念です。
* * *
でも、仮に価格が500万円オーバーでなければ、ACCがつかなくても「MSRロードスター」を買っていたと思います。ACCの便利さを凌駕してしまうほど、2リッターエンジン搭載のソフトトップは走りが楽しいから。
このように「MSRロードスター」は、筆者にとって実に悩ましい存在なのです。
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