なぜトヨタ「GRカローラ」を買ったのか? きっかけは中古車価格の高騰!? 思わず注文書にサインさせられた「作り手の情熱」とは
GRカローラは中古車でアレコレねらえる価格だが……
GRカローラは、GRヤリスよりひと回り大きく、乗員定員も5名と普段使いに耐えうることから興味がわきました。

また、最高出力は304psとGRヤリスやGRMNヤリスよりパワフルな上、「カローラスポーツ」と比べて349点もスポット溶接が増し打ちされた、とか、構造用接着剤の塗布箇所が2.7m延長された、という響きに心はもうメロメロ。
内燃エンジンとMTを組み合わせたスポーツモデルが終焉を迎えそうという報道も、「一度くらいスポーティモデルの新車を味わっておくか」と背中を押したのも事実です。
極めつけは、初めて買った愛車が「カローラ」だった当時の豊田章男社長が、「お客さまを虜にするカローラを取り戻す」との思いでGRカローラの開発を指示したというエピソード。思いのほか心に刺さりました。
それにしても、排気量1.6リッターの3気筒ターボエンジンが300psオーバーって、スゴい時代になったものです。
筆者が購入を検討していた当時、GRカローラには「RZ」と「RZ“モリゾウエディション”」という2グレードが設定されていましたが、後者はわずか70台という超希少モデル。当選する気が全くしなかったので、当選確率が高めの「RZ」(2023年の生産枠500台)に応募してみたら、これが見事に当選! 正確には、「商談申し込み」に当選しました。
事前にオンラインカタログでオプションアイテムを確認し、指定日時に担当してくれるディーラーまで出向きました。GRカローラの実車がないのはやむを得ないのでしょうが、ディーラーにはカタログさえ置かれていませんでした。ペーパーレスでSDGsなんでしょうか?
オプションアイテムはさほど豊富ではなく、仕様を決めるのにそう時間はかかりませんでした。プレシャスブラックパールの外装色やナビ&JBL8スピーカー+前方ドライブレコーダー+バックガイドモニターなどをオーダー。諸費用込みで600万円近い大きな買い物となりました。
中古車なら旧型のベントレー「コンチネンタルGT」に手が届きそうな価格です。中古車ばかり乗り継いでくると、「この予算ならアレもコレもねらえる!」って思ってしまうんですね……。でも今回はそんな邪念を捨て、新車のGRカローラとじっくり向き合う覚悟を決めたのでした。
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そんなGRカローラですが、先ごろ商品改良と550台(予定)の再販(抽選)開始がアナウンスされました。
最新モデルは、運転操作に対するダイレクト感向上やスタビリティの向上が図られたほか、新しい内外装カラーも追加されています。
今回の改良は、スーパー耐久シリーズを始めとするさまざまなレース現場での学びを生かしたものだといいます。モータースポーツ参戦を通して継続的にクルマを進化させていくという姿勢には拍手を送りたいですね。
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