なぜトヨタ「GRカローラ」を買ったのか? きっかけは中古車価格の高騰!? 思わず注文書にサインさせられた「作り手の情熱」とは
昨今の中古車価格高騰は“しっくり”こない
長年、中古車を乗り継いで幸せなカーライフを送ってきた筆者ですが、昨今の中古車価格の高騰で次の愛車を選べない日々が続いていました。
そんなときに心動かされたモデルが、2022年に発売されたトヨタ「GRカローラ」です。走りに対するこだわりと作り手たちの熱い思いに思わず魅了されたのです。
内燃エンジンとMTを組み合わせたスポーツモデルの終焉が近いといった報道も後押しとなり抽選に申し込んでみると……なんと当選したではありませんか!

元々、中古車雑誌の編集者をしていたこともあり、実は筆者(47歳)は新車を購入したことがありませんでした。
社会人になって初めて買ったクルマはポルシェ「911」、初めて買った日本車はトヨタ「センチュリー」、どうしても所有してみたかった12気筒エンジン搭載車(ダイムラー「ダブルシックス」)は某国産ディーラーの保証つき物件……と、貧しいながらも随分幸せなカーライフを過ごしてきました。そのなかには、メルセデス・ベンツ「500E」やポルシェ「911カレラ2」(タイプ964)など、今では全く手が届かなくなったモデルも含まれています。
なぜそんな経験ができたか? その答えは単純に「中古車が安かったから」です。ところが最近の中古車市場は異変アリ。コロナ禍の影響を受けた半導体不足、低金利による金余り現象、富裕層の増加などさまざまな理由があるのでしょうが、全体的に価格が高騰してしまいました。
そんな折、トヨタの「GRヤリス」や「GRMNヤリス」のニュースに心動かされました。でも、過去に乗っていたフォルクスワーゲン「ルポGTI」のシャープなハンドリングに感銘を受けた経験を持つものの、小さいクルマなりの苦労も経験。ちょっとトラウマ気味になっていました。
そんなときに登場したのが、サイズも走行性能も理想的なGRカローラだったのです。
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