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ハイオク車にレギュラーガソリンを入れても大丈夫!? そのデメリットは何? そもそもハイオクとレギュラーは価格以外に何が違うのか

ハイオク仕様のクルマの性能を100%発揮するにはハイオクを入れるのが良いのだが…

 じつはハイオク仕様のクルマでも、一方で「厳密にハイオクじゃないとダメ」というものもあれば、また一方で「レギュラーも使えます」というクルマもあります。この違いができるのは、おもにクルマのキャラクターが理由だと考えられます。

マツダ「ロ―ドスター」の諸元表には「無鉛プレミアムガソリンが給油できない場合、無鉛レギュラーガソリンも使用できますが、エンジン出力低下などの現象が生じます」と書かれている
マツダ「ロ―ドスター」の諸元表には「無鉛プレミアムガソリンが給油できない場合、無鉛レギュラーガソリンも使用できますが、エンジン出力低下などの現象が生じます」と書かれている

 日産GT-Rは、性能を最優先した日本が誇るスーパースポーツカーです。

 もしかするとリタードではカバーできないほど、緻密で繊細なエンジン設計をしているのかもしれません。一方、トヨタ・スープラとマツダ・ロードスターは、スポーツカーといえどGT−Rと比べればもう少し、身近な使われ方を想定するクルマ。そこに違いが生まれたということでしょう。

 ちなみに、ハイオク仕様の普通のクルマが、GT-Rほどに攻めたエンジンであるとは考えられません。

 スープラやロードスターが大丈夫なのですから、ハイオク仕様にレギュラーガソリンを使っても、エンジンが壊れることはないはずです。

 ガソリン小売の会社のホームページにも「レギュラーガソリンを使用しても車の故障につながるような不具合は発生しないと考えられます」とあり、JAFのホームページにも「最近のハイオクガソリン仕様車は、レギュラーガソリンを入れても直ちにエンジンが壊れるといったことはほとんどありません」とあります。

 ただし「それなら安いレギュラーにしよう」と思うのは早計です。

 ハイオク仕様のエンジンは、ハイオクガソリンを使ったときに、本来の性能が発揮できます。

 ノッキングしないように燃焼のタイミングをズラしていては、想定されたパワーも出ないし、排気ガスも汚れ、燃費性能だって悪化します。もしかすると、ハイオクとレギュラーの価格差以上の悪化になってしまうかも。さらに、絶対に壊れないというわけでもありません。

 つまるところ、「ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れるのは、まったくもっておすすめできない」。それが答えになるはずです。ガソリン小売の会社もJAFも、同様に「壊れないけど、おすすめできない」という内容がHPに記載されています。

ハイオク仕様車には無鉛ハイオクガソリンを使用するのが好ましい
ハイオク仕様車には無鉛ハイオクガソリンを使用するのが好ましい

※ ※ ※

 ちなみにガソリンスタンドには、レギュラーとハイオクの2種のガソリン以外にも、軽油、灯油などが販売されています。

 ガソリンエンジン車に対して、軽油もしくは灯油を入れると、100%、エンジンが破損します。

 また、ディーゼルエンジン車は逆に、軽油が指定燃料となります。ですから、ディーゼルエンジン車にレギュラー、もしくはハイオクガソリンを入れると、これまた確実にエンジンが壊れてしまいます。

 こちらの間違いは、絶対にダメということになります。

「間違えて給油してしまった!」というときは、絶対にエンジンを始動しないこと。それでも、燃料タンクからパイプ類すべての清掃、もしくは交換が必要になります。

 万一、エンジンを始動してしまったときは、相当な額のエンジン修理費を覚悟しましょう。それだけ燃料の給油間違いは大きなミス。要注意です。

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