スーパーカーブランドのランボルギーニがスペインにヴィラを建設中! なぜ? クルマと同じく不動産も“複数所有”が富裕層の常識!?
高級車ブランドにとって新規の“ライフスタイル”商品
イタリアのスーパーカーメーカーであるランボルギーニは、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで手がけたエマール・ドバイヒルズに続いて、地中海に面したスペイン・マルベーリャでも“ランボルギーニ・ヴィラ”を販売します。

パッと思いつくだけで、ベントレー、アストンマーティン、ポルシェデザイン、ランボルギーニ、ブガッティ、メルセデス・ベンツなどが、昨今、不動産事業に進出しています。
各ブランドが関係する不動産は、アメリカのフロリダやUAEのドバイといった富裕層が集う不動産市況の好調なエリアはもちろんのこと、ロンドンやニューヨークなどにもお目見えしています。
アストンマーティンに至っては、東京屈指の高級住宅地である南青山において、現在、個人向けの邸宅を建設中であることが話題を呼びました。
1980年代、高級車ブランドの間では、ファッション、バッグ、ジュエリーなどの有名ブランドとコラボレーションし、販売するクルマのインテリアをコーディネートすることが流行りました。それだけに飽き足らず、最近では多くの高級車ブランドが多彩な“ライフスタイル商品”を投入しています。
そのジャンルは、服、サングラス、シューズ、バッグ、フレグランス、シャワージェル、食器、さらにはボート、ヘリコプター、ゲーミング・シミュレーターなど多岐に渡ります。
こうした多彩な“ライフスタイル商品”は、顧客のブランドロイヤリティを高めるために欠かせないものでしょうし、ライセンスビジネスの一環でもあるでしょう。最近では、高級車ブランドが掲げる世界観を浸透させるのに欠かせないものともなっています。
本企画のメインテーマである不動産事業も、高級車ブランドとの親和性が高いビジネスです。元々、各高級車ブランドは、コーポレートアイデンティティに基づいたディーラーデザインを展開。つまりそれは、関係の深い建築デザイナーやインテリアデザイナーを抱えていることでもあるのです。
そんな中、ランボルギーニはドバイのエマール・ドバイヒルズという地で、同ブランド初となるヴィラを建設・販売。話題を集めました。
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