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ボルボが「脱ディーゼル宣言」でEV専業メーカーへと着々 ディーゼル車の全廃を決断したボルボの戦略とは

2030年までに電気自動車のみを販売するというロードマップ

 スウェーデンのボルボ・カーズは2023年9月19日、米国ニューヨーク市で開催されたイベント「クライメート・ウイーク」において、2024年初頭にディーゼル車の生産を終了すると発表しました。

 これにより、ボルボはこの措置を講じた最初のメーカーのひとつとなっています。

2023年8月に日本で発表されたボルボのBEV新型「EX30」
2023年8月に日本で発表されたボルボのBEV新型「EX30」

 ボルボは2030年までに、世界のすべての市場で完全な電気自動車(BEV)のみを販売する予定で、さらに2040年までにクライメートニュートラルな企業になることを目指しています。

 今回のディーゼル車廃止は、そのロードマップに沿った措置です。

 2022年11月、ボルボは内燃エンジンの製造・開発をおこなう合弁会社「Aurobay」の株式を売却、新しい内燃エンジンの開発に研究予算を使わないという決断をおこなっています。

 ボルボはわずか4年前の2019年までは、他の自動車メーカー同様にディーゼルエンジンが主力だったといいます。とくに欧州市場で販売された大半はディーゼルモデルでした。

 その後、市場需要は大きく変化。排出ガス規制の強化、そして電動化への注力により、その傾向は変わり、現在ヨーロッパでのボルボ販売の大部分は、完全電気またはプラグインハイブリッドパワートレインを搭載した電動車で構成されています。

 ボルボ・カーズの最高経営責任者、ジム・ローワン氏は「電動パワートレインは私たちの未来であり、内燃機関よりも優れています。発生する騒音、振動が少なく、お客様の整備コストが削減され、テールパイプの排出ガスもゼロです。私たちは、顧客がボルボに期待するすべてのものを提供する、プレミアムな完全電気自動車の幅広いポートフォリオを作成することに全力を注いでいます。これは、気候変動に対する私たちの対応の重要な部分です」とコメントしています。

※ ※ ※

 ボルボは2022年、世界で61万5121台を販売しています。このうちBEVの割合は10.9%で、これは前年2021年の3.7%と比較すると大幅な向上となっています。
 
 日本でも現在、「C40リチャージ」「XC40リチャージ」「EX30」という3モデルのBEVを用意しており、2024年には「EX90」の導入も予定されています。

Gallery 【画像】いま日本で買えるボルボのBEVを写真で見る(34枚)

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