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公道でホンダ新型「Honda 0 α」を目撃!? “絶壁リア”が印象的な電動SUVを日本でテスト! 2027年発売予定の次世代EVってどんなクルマ?

日本の公道に“絶壁リア”のSUVが出現! 白黒迷彩のテストカーがSNSに

 2026年10月、日本の公道を走る謎のSUVの写真がSNSに投稿されました。写っているのは、白地に黒い渦巻き模様を施した迷彩仕様の車両。一般車に交じって走る姿が撮影されていますが、ひと目見ただけではなんの車種かは判別できません。

 そんな車両をよく見ると、目を引くのは箱を切り出したかのようなボディ形状。真横から見ると、ルーフは車両後端までほぼ水平に伸び、リアピラーは非常に太く、リアゲートは垂直に近い角度で切り立っています。クーペのようにルーフが後ろへ下がっていくSUVとは対照的なシルエットです。

 SNSへの投稿には「初めて見ました」、「なんだコレ?」といった言葉が添えられており、見慣れないクルマに遭遇した驚きが伝わってきます。

 ではコレ、一体どんなクルマなのでしょう? そのプロポーションから判断する限り、今回のテスト車両はホンダが開発を進める次世代BEV(電気自動車)「Honda 0 α(ホンダ ゼロ アルファ)」のテストカーと見られています。

「Honda 0 α」は「ジャパンモビリティショー2025」でプロトタイプが世界初公開された電動SUVです。会場に展示されていた車両は、水平基調のルーフラインやボリューム感のあるリアピラー、切り落としたようなリアエンドが目立っていました。今回の目撃車両にも同じ要素が見られることから、プロトタイプで提案されたスタイリングは市販モデルにも受け継がれる見込みです。

●2027年から日本でも発売!? BEV戦略の見直し後も開発が続く

「Honda 0 α」は、ホンダの次世代BEV「Honda 0」シリーズのSUVです。

ホンダ「Honda 0 α」
ホンダ「Honda 0 α」

 同社は2026年3月、米国でのBEV需要の伸び悩みや市場環境の変化などを受けて、米国での生産を予定していた「Honda 0 SUV」と「Honda 0 SALOON」、そしてアキュラ「RSX」の3モデルについて、開発・発売の中止を発表しました。

 しかし「Honda 0 α」は、開発中止の対象に含まれていませんでした。インドでは2026年3月から公道テストが始まっており、生産もインドで計画されています。現地の自動車専門メディアによると、2026年12月2日にインドで市販モデルが発表される予定だといいます。

「Honda 0」シリーズの開発コンセプトは「Thin, Light, and Wise.(薄い、軽い、賢い)」で、従来のBEVのイメージを覆すパッケージングや軽量化、知能化を追求しています。

 そのなかで「Honda 0 α」は、シリーズの世界観をより多くの人に届けるゲートウェイモデルに位置づけられています。ホンダによると、薄型のキャビンによって、低い全高と十分な最低地上高を両立しながら、広く快適な室内空間を確保。ワイドなスタンスで、SUVらしい力強さも表現しています。

 担当したデザイナーによると、開発チームは主要市場のひとつであるインドで現地調査をおこない、力強さや安心感を重視しつつ、装飾を抑えたミニマルなスタイリングを追求したといいます。

 特にこだわったのがリアフェンダーのボリュームで、デザインと設計の両面から検討を重ねたとのこと。今回、日本の公道で目撃されたテストカーで見られた塊感のあるリアまわりにも、その考え方が表れています。

 ホンダは「ジャパンモビリティショー2025」での世界初公開時に、2027年から日本やインドを中心にグローバルで販売する計画を明らかにしています。

 米国向けの3車種が中止となる中でも、「Honda 0 α」の開発は続いています。ショーで人々を魅了した大胆なデザインが市販モデルでどこまで再現されるのか? 12月の市販仕様の発表で、その答えが見えてきそうです。

Gallery 【画像】真横から見ると“まるで箱”! “絶壁リア”が際立つ「Honda 0 α」を写真で見る(20枚)

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