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10年ぶりのフルモデルチェンジ! 4代目に進化した新型「ミニ・クーパー3ドア」にある60年を超える“ミニらしさ”とは

インテリアも「ミニマリスト・デザイン」を継承

 インテリアで目を引くのが、ダッシュボード中央にある丸形のディスプレイです。

新型「ミニ・クーパー3ドア」のインテリア
新型「ミニ・クーパー3ドア」のインテリア

 これは高解像度のOLEDディスプレイで、先代モデルの丸形メーターと同様、多彩な機能を備えたセンターアイコンがインテリアの特徴となっています。

 高品質なガラスエッジを採用した薄型タッチディスプレイの直径は240mm。その操作方法はスマートフォンと同じようにメニューからアクセスします。

 さまざまな機能を備えており、ナビゲーションやメディア、電話、エアコン設定などもここでタッチ操作が可能です。さらに「MINIオペレーションシステム9」という最新の機能を備えており、「ヘイ、ミニ!」と話せば音声操作でさまざまな機能をおこなうことができます。

 この丸形ディスプレイも、60年を超える歴史と伝統を引き継いでいるデザインのひとつです。

 アレック・イシゴニス卿がデザインした1959年登場のクラシック・ミニは、「ミニマリスト・デザイン」というコンセプトが有名ですが、そのデザインも新型に継承されています。

 中央の丸形メーターとトグルバーの組み合わせは、BMWミニとなってからも引き継がれました。2001年に登場した初代ミニは丸形メーターでしたが、その後、代を重ねるうちにインフォテイメントシステムのディスプレイになり、そして新型ミニ・クーパー3ドアではOLEDディスプレイへとさらなる進化をしています。

 また伝統のトグルスイッチも継承。ダッシュボードの下に配置された新設計のトグルバーは、運転にもっとも重要な機能 (パーキングブレーキ、ギアセレクター、スタート/ストップキー、エクスペリエンスモードトグル、音量コントロール)に直接アクセスできるもので、使い勝手を向上しています。

 ただ伝統を継承しているだけでなく、新たな取り組みもおこなっています。

 湾曲したダッシュボードには、初めてテキスタイルの表面が採用されています。暖かく快適な素材は、新型ミニ・クーパーのインテリアに新しく家庭的な心地よい雰囲気をもたらします。

※ ※ ※

 ひと目でミニとわかるスタイリングとインテリア、そして運転席に座っただけでもわかるミニ独自の視界。ミニは今後、EV専業ブランドになっていく予定ですが、「ゴーカート・フィーリング」と呼ばれる走りを含め、新型ミニ・クーパー3ドアを見るとミニらしさは今後も引き継がれていくことがわかります。

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