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北米トヨタが“ランクル”ベースの「伝説のカスタムカー」を公開! トヨタ「レトロクルーザー」とは何物か? 新型「FJクルーザー」誕生に期待大

“FJ45”型がベースのラグジュアリーな「ランドクルーザー」

 アメリカ最大のカスタマイズカーのイベント「SEMAショー2023」に、北米トヨタが興味深い“ランクル”を出展しました。北米トヨタの保管庫に眠っていたとされる「レトロクルーザー」とは、どのようなモデルなのでしょうか?

北米トヨタがSEMAショー2023に出展した「レトロクルーザー」。1999年に企画された“FJ45”型「ランドクルーザー」ベースのカスタムカーだ
北米トヨタがSEMAショー2023に出展した「レトロクルーザー」。1999年に企画された“FJ45”型「ランドクルーザー」ベースのカスタムカーだ

 北米トヨタは、2023年10月31日~11月3日にかけてアメリカ・ネバダ州のラスベガスで開催中のSEMAショー2023に多数のカスタムモデルを出展。なかでも、2024年に「ランドクルーザー」が北米市場に復活することから、トヨタブースには“ランクル”ベースのカスタムカーが19台も展示されています。

 その中のひとつが、ここに紹介する「レトロクルーザー」。北米トヨタの保管庫に眠っていたとされる同車は、これまでつくられた“ランクル”ベースのカスタムカーの中で最も有名なモデルのひとつといわれています。

「レトロクルーザー」の企画が立ち上がったのは1999年のこと。そのアイデアは、北米トヨタの上級マネージャーや、トヨタのマシンで活躍したレーシングドライバーであるロッド・ミレン氏らが、「もしも往年の“ランクル”と最新技術とを融合したモデルがあれば……」と話していた内容にインスピレーションを得たものでした。

 ミレン氏ら製作チームは、「レトロクルーザー」を“ダートを走れるラグジュアリーカー”と定義。タフなスタイルが特徴の1967年式“FJ45”型「ランドクルーザー」ワゴンをベースにフレームを10インチ伸ばし、さらに、より筋肉質なフォルムと大幅な性能向上を実現すべくボディを改造。メカニズムなどには2000年代の“100系”「ランドクルーザー」を移植することで快適性も融合しています。

 そんな「レトロクルーザー」において注目すべき点のひとつがサスペンションです。オンロードでの乗り心地を改善すべく、リアサスペンションにはコイルスプリング採用の独立式を移植。それに合わせ、フロントのトレッドが4インチ拡大されたほか、サスペンションのストローク量も30%増やされています。

 そのほか開発チームは、トランスミッション(4速AT化)やディファレンシャル、ブレーキなどもアップグレード。タイヤ&ホイールは17インチ化しています。

「レトロクルーザー」のエンジンは、“100系”に搭載されていた堅牢な4.7リッターV型8気筒DOHC自然吸気エンジンに換装。230馬力を発生します。また、ワンオフ設計のステンレススチール製エキゾーストにより、エキゾーストノートはよりアグレッシブになっているといいます。

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