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生産台数わずか38台!? 日産R34「スカイラインGT-R」のV-Spec N1仕様がオークションに登場! 走行距離16万kmの個体はいくらで落札?

N1耐久レース参戦用ベースモデルは製造番号「No.34」

 R34型スカイラインGT-R V-Spec N1は、その名の通りN1耐久レース参戦用のモデルとして開発され、ベースモデルと比較すると運動性能や走行性能が向上したモデルとなっています。

米国オークションに登場したR34型 日産「スカイラインGT-R V-Spec N1」
米国オークションに登場したR34型 日産「スカイラインGT-R V-Spec N1」

 そんな今回のV-Spec N1ですが、エクステリアはホワイトのペイントが光沢のある状態に磨き上げられており、傷ひとつない良好なコンディションです。

 大型のリアウィングを装着し、ブラックのNismo LMGT4の19インチホイールを装着していることもあり、エクステリアは全体的にスポーティな印象に仕上げられています。

 また、現行モデルでもあるR35型用のブレーキキットを装着しているなど、パフォーマンス面の改良も施されているのが特徴です。

 インテリアはグレーのアプホルスタリーがスポーティかつ落ち着きのあるデザインになっています。スポーツシートやホワイトのメーター類がより一層、ドライバーをスポーツ走行に集中させてくれる車内空間を演出します。

 また、シートのヘタリやそのほかのボタン類等も使用感など少なく、エクステリアと同様に良好なコンディションです。

 搭載するのはターボチャージャー付きの2.6リッター6気筒エンジンで、6速MTのトランスミッションに組み合わされます。ATTESA E-TS Proと呼ばれる4WDシステムを介して、前輪を動かします。

 走行距離は15万8000kmと決して低走行ではなく、日常的に使用されていたケースや、サーキットでのスポーツ走行用に使用されてきたことがうかがえる走行距離と言えます。

 しかし、それでも今回の個体の最終的な落札価格は26万ドル(約3876万円)と相場にあったプライスタグがつけられました。

 その背景には、この個体の製造ナンバーがカギを握っていました。

 V-Spec N1は38台の限定生産ということもあり、極めて希少性が高いモデルです。そのなかでも、今回の個体は製造ナンバーがNo.34であることから、R34の数字とマッチしているのがポイントになっています。

 前述のR34スカイラインGT-Rの高い人気から考えるに、今回の個体はコレクターやマニアにとっては、見落とすわけにはいかない個体だったのでしょう。

※ ※ ※

 現行型の日産「GT-R(R35型)」の2025年モデルが発表され、世界的に大きな注目を集めています。

 特に、今回のモデルでガソリンエンジンを搭載するモデルが最後になり、次期型からはEV化されると噂されていることもあるため、格段と注目度が上がっている印象です。
 

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