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「初心者向けアウトドア用ナイフ」はどれがいい? “料理・焚き火・雑用”を快適にする野外向け刃物の選び方とは

●間違いないのは3インチのフォールディングナイフ

 結論を先に言ってしまうと、最初にアウトドア用として手に入れて間違いないのがフォールディングナイフです。

 別名「フォールダー」とも呼ばれ、刃(ブレード)とグリップが軸(ピボット)で接続されているので、使用しないときには折りたたむことでハンドルの内部にブレードが収まるのが特徴。

初心者に最適なナイフのひとつが、ブレード(刃)の長さが80mm程度の“3インチクラス” 写真上:「BUCK KNIVESバンタム」、写真下:「スパイダルコ デリカ4 フラット」
初心者に最適なナイフのひとつが、ブレード(刃)の長さが80mm程度の“3インチクラス” 写真上:「BUCK KNIVESバンタム」、写真下:「スパイダルコ デリカ4 フラット」

 サイズは全長180mm、ブレードの長さが80mm以下程度の、いわゆる“3インチクラス”が初めてのナイフとしては扱いやすいはず。

 80mmのブレードなら調理はもちろん、ロープを切ったりパッケージを開封するなどの雑用もこなすことができます。

 刃の厚みは料理がメインなら2.5mm以下の薄いもの、雑用メインや緊急用なら3mm以上あると心強いです。

 日常生活では予想のつかない作業が発生しガチのアウトドア。料理はしないという人でも、全長150mm以下、ブレード長60mm程度のコンパクトなフォールディングナイフを持っておけば安心です。

●ナイフを扱う上で知っておきたい注意点

「刃物は慣れてきたころが一番危ない」と言われます。初心者のころは基本に忠実なためミスをしないものですが、慣れると基本を忘れた動作をしてしまいがち、というのがその理由。

 そして、刃物につきものなのが法律の問題。銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)で刃渡り6cm以上の刃物は正当な理由がなく携帯することが禁じられています。

 もちろん、キャンプや釣りは「正当な理由」になりえますが、クルマに積みっぱなしにしたままキャンプの翌日に外出するのはNG。アメリカでは「EDC(エブリデイキャリー)」といって日常的にナイフを携行する習慣がありますが、ここは日本。

 刃渡り6cm以下でも軽犯罪法ではサイズを問わず刃物を隠し持つことが取締の対象になることもあるので注意が必要です。

 また、ルールではなくマナーの問題ですが、ナイフは人によっては恐怖心を与えるもの。キャンプ場であっても、受付やトイレなどの公共性の高いエリアでは露出させないようにしたいもの。また、使わないときは必ずしまっておくなどの管理を心がけるようにしましょう。

安全に注意して、自分に合ったナイフでよりアウトドアを楽しんではいかがでしょうか。

Gallery 【画像】「こう選べばよかった…」これが間違えやすいナイフ選びの基礎です(13枚)
杉山元洋
杉山元洋
編集者
VIPインタビューからモノ語りまで、撮って書く編集者。ホットハッチに自転車を積み、6つの車輪で旅をする6WheelsLifeをゆるめに解釈した「ゆる六輪の旅(ゆる6)」を提唱&実践。フィールドレコーディングやアウトドア、MYOG系バッグづくり、大衆酒場を愛好。メディア制作集団「Std. COALSACK」所属。東東京生まれ。

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