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「初心者向けアウトドア用ナイフ」はどれがいい? “料理・焚き火・雑用”を快適にする野外向け刃物の選び方とは

●ナイフの用途は収納方法・長さ・刃厚で決まる

「斧(おの)で可能な作業はナイフでやるべきではない」と言ったのは、ブッシュクラフトの祖であるデイブ・カンタベリー。

 刃物に万能はなく、シチュエーションや目的に応じて正しいものを選ぶ必要があるという意味です。

 “あるものだけで楽しむ”というのもアウトドアの醍醐味ですが、刃物がないと困ってしまう場面も少なくありません。

一口にナイフと言ってもその種類は様々。自分のスタイルや目的に合わせることが大切です
一口にナイフと言ってもその種類は様々。自分のスタイルや目的に合わせることが大切です

 多種多様なナイフの中から、アウトドア初心者が最初の一本を選ぶためには、アウトドア用ナイフの役目が料理・焚き火・雑用の3種類であることを理解する必要があります。

 そして、ナイフの種類は大きく分けて、「シースナイフ」と「フォールディングナイフ」の2種類に分けることができます。

●焚き火用ならフィクスドブレード(シースナイフ)

 焚き火をアウトドアのメインコンテンツとして楽しむなら、シース(鞘)に収納するタイプの「フィクスドブレードナイフ」を選ぶのが定石です。

 ブレードを折りたたんでグリップに収納する「フォールディングナイフ」に対し、刃とグリップが固定されているためフィクスドブレードと呼ばれるタイプは、携帯性に不利な分、耐久性が高いのが特徴です。

より丈夫なフィクスドブレードは、焚き火やブッシュクラフトに向きます
より丈夫なフィクスドブレードは、焚き火やブッシュクラフトに向きます

 ブレードの峰を叩いて薪を割るバトニングをするには、全長200mm、ブレードの厚さは4mm程度は欲しいところ。薪割りや木の細工をするブッシュクラフトがストレスなく楽しめます。

 フィクスドブレードは“切る”というより“裂く・割る”のが得意なので、料理はやや苦手。例えばリンゴを切り分けようとすると、切れるというより実が割れてしまうんです。

 ですので、焚き火の薪割りは斧に任せて、ナイフは料理に向いたブレードの薄いモデルを選ぶというのも現実的なチョイスです。

 ですので、焚き火を本格的に楽しむためのシースナイフのほか、料理用に刃の薄いフォールディングナイフをサブで持つというのが一般的だと思います。

Nextnext:迷ったら3インチ刃のフォールディングが正解な理由とは?
Gallery 【画像】「こう選べばよかった…」これが間違えやすいナイフ選びの基礎です(13枚)
杉山元洋
杉山元洋
編集者
VIPインタビューからモノ語りまで、撮って書く編集者。ホットハッチに自転車を積み、6つの車輪で旅をする6WheelsLifeをゆるめに解釈した「ゆる六輪の旅(ゆる6)」を提唱&実践。フィールドレコーディングやアウトドア、MYOG系バッグづくり、大衆酒場を愛好。メディア制作集団「Std. COALSACK」所属。東東京生まれ。

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