日本の伝統的な模様をリブデザインのモチーフに

　バッグメーカーのエースが展開する日本製のトラベルバッグブランド・プロテカから、和をイメージしたリブデザインが印象的なスーツケース「コーリー 2」が登場しました。容量は35L、52L、68L、96L、126Lの5サイズをラインナップします。

「コーリー 2」は、日本の伝統的な竹かごや柳行李（やなぎごうり）に見られる“三軸織模様”をモチーフにしたリブ（ボディ表面の凹凸）デザインが印象的な、和テイストを取り入れたスーツケース「コーリー」の最新モデルです。

　このリブの特徴について、エースの広報・森川泉さんは次のように話します。

「リブを効果的に入れると強度が高まることから、表面に複雑な凹凸のあるリブを施して強度をさらに高めています。最も出っ張っている部分の面積が少ないため、表面に大きなキズがつきにくいという利点もあります」

　従来のモデルの「コーリー」はブラックとコズミックネイビーの2色展開だったのに対し、「コーリー 2」はそれらに加えて、ライムグリーンとピンクベージュを新たに設定。抹茶や桜のような、どこか和を感じさせる華やかなカラーに仕上がっています。

●抗菌・防臭加工生地を使用した内装

「コーリー 2」は、内装に抗菌・防臭加工生地を使用しているのもポイントです。

　内装生地はスーツケースから取り外して洗うことができないため、清潔に保つための工夫が施されています。

　また、静かでなめらかに走行するキャスターも見逃せません。体感音量を大幅に軽減した“サイレントキャスター”と、摩擦抵抗を極限まで抑えた高耐久性クロム鋼ベアリングを採用した“ベアロンホイール”が、静音性に優れたスムーズな移動を可能にします。

　さらに、手元スイッチで簡単に車輪を固定できるキャスターストッパーを搭載。エースが独自開発した特許取得のキャスターストッパー機能“マジックストップ”は、後方両輪に均等に力が加わるため安全性が高く、キャスターが摩耗しても変わらず固定できるのが美点です。

　グリップ部分は、人間工学に基づいた握りやすい楕円型。一般的に、スーツケースは製造上、ハンドルの取りつけ位置をボトム側に寄せることが多く、持ち上げた際にスーツケースが傾いてハンドルの握りやすさが損なわれがちですが、「コーリー 2」は自然な握り具合となるよう、あらかじめグリップ部に傾斜を設けているのがポイントです。

●製品仕様
■コーリー 2 35L
・価格（消費税込）：6万4900円
・サイズ：H55×W36×D24cm
・重量：3.0kg

■コーリー 2 52L
・価格（消費税込）：6万8200円
・サイズ：H59×W43×D26cm
・重量：3.4kg

■コーリー 2 68L
・価格（消費税込）：7万1500円
・サイズ：H65×W48×D27cm
・重量：3.9kg

■コーリー 2 96L
・価格（消費税込）7万4800円
・サイズ：H74×W55×D28cm
・重量：4.7kg

■コーリー 2 126L
・価格（消費税込）：8万300円
・サイズ：H81×W60×D30cm
・重量：5.3kg