この秋限定!新車を買ったら念願の“北海道ドライブ”に行きたい… 高速道路に4日間乗り放題のETC周遊パス「ドラ割」新プランとは
利用にあたっての「大きなハードル」とは
さて、このはじめてパスの料金は、普通車7700円、軽自動車等6200円となっています。
これがどのくらいおトクなのか、茨城県大湊港から苫小牧西港までフェリーを使い、そこから小樽、札幌、富良野と回り、苫小牧西港まで戻ってくる2泊3日ほどのプランで考えてみましょう。

高速道路の通行料金は、苫小牧中央IC−小樽ICが2710円、小樽IC−札幌北ICが1240円、札幌北IC−占冠ICが3260円、占冠−苫小牧中央ICが2920円(すべて普通車、ETC通常料金)となり、合計は1万130円です。つまりこれくらいの典型的な(かつそれほど長距離の移動ではない)プランでも、はじめてパスを使うことで、3000円以上もおトクになるのです。
さらに同じ苫小牧西港からのドライブでも、よりロングドライブにシフトしたコース、たとえば留萌で海鮮料理を食べ、旭川から富良野、帯広、釧路というルートで自然と地域の文化に楽しみ、苫小牧西港に戻ってくるようなプランでは、ETC通常料金に比べ半額以下のレベルになります。
しかもはじめてパスには、観光施設の入場料の割引、物販施設や飲食店での割引など、北海道全域を対象とした各種特典も用意されています。こうした特典を活用すれば、そのメリットはさらに大きくなるはずです。

このように魅力にあふれたはじめてパスですが、利用にあたっては、大きなハードルがあります。
それは“はじめて”という名称が示すように、利用の条件が「2024年8月1日(木)〜11月30日(土)までの対象期間中にETC車載器を搭載・セットアップが完了した車両」に限定され、インターネットを経由した申し込みの際、「車載器管理番号」「車両番号(クルマのナンバー)」「車載器セットアップが完了した日の日付」が必要になることです。
そのため、基本的にはこの期間中に「ETC車載器付きの新車を購入した人」「新たにETC車載器を装着しセットアップした人」「中古車を購入し再セットアップした人」のみが対象となります。
北海道在住の人であれば、クルマを買ったタイミングでのドライブ旅行に活用できますが、それ以外の地域の人にとっては、往復の距離を考えると、かなり利用しづらいのが残念なところです。また利用できるのは1回限りなので、北海道在住の人であっても、複数回の利用はできません。
ただし利用にあたっては、車両の名義は問われません。また申し込みも、高速道路の両前であれば大丈夫です。
もし新千歳空港など北海道の空港に飛行機で降り立って、借りたレンタカーが真っさらの新車だったというとき、その場で車載器管理番号などを確認して申し込めるようであれば、適用の対象となる可能性があります。
“ダメもと”で、スマートフォンからの申し込みを試してみてはいかがでしょうか。
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