新開発の「自然吸気V12エンジン」は鮮烈! アグレッシブなデザインが斬新なフェラーリの新たな最高峰「ドーディチ チリンドリ」の走りは古典的!?
まさにフェラーリのコアを体現する1台
さらに試乗当日は、標準装着タイヤのうちの1銘柄であるグッドイヤーのテストコースにて、全開走行に挑むこともできました。

実際、そのパフォーマンスはすさまじく、ストレートでは余裕で300km/hオーバーに到達したかと思えば、コーナリングではリアを適度にスライドさせながらニュートラルステアで駆け抜けることも可能と、跳ね馬を駆る愉悦を思い切り堪能することができました。
そうそう、今回からブレーキ・バイ・ワイヤーを採用したことで、制動力そしてフィーリングも文句のないものになっています。
実は300km/h到達後、次のコーナーへ向けて相当なハードブレーキングが必要となったのですが、剛性感あるペダルフィールとみるみる速度を殺していく素晴らしい制動力に、まさに減速まで楽しむことができたのでした。
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走り味はオーセンティックだと上記しましたが、それは退屈という意味ではありません。こんな風に古典的ともいえる走りの歓びを最先端の技術によって磨き上げ、新たな地平に到達させているのが「ドーディチ チリンドリ」なのです。
現状、内燃エンジンの将来を見とおすことは難しいですが、フェラーリは自然吸気V12ユニットを今後も可能な限り維持したいと表明しています。
そんなフェラーリによってズバリ“12気筒”という車名が与えられたこのモデルは、まさにフェラーリのコアを体現した1台だといっていいでしょう。
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