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ゴージャスましまし!! マリナー仕様ベントレー「コンチネンタルGT」はブライトリングを採用

凄すぎるゴージャスなキャビンとは?

 ベントレーモーターズジャパンは、2020年9月に英国で開催されたサロン・プリヴェで発表した「コンチネンタルGTマリナー」の4モデルの車両価格を発表した。

  • 新しいダブルダイヤモンド・マトリックスグリルが特徴的なベントレー「コンチネンタルGTマリナー」

 コンチネンタルGTマリナーシリーズは、ベントレーのビスポーク部門であり、世界最古の自動車用コーチビルダーであるベントレーマリナーが設計と製造を担当したスペシャルなモデルだ。

 日本へのデリバリーは、2021年第3四半期以降を予定しており、4台の車両価格(消費税込)と通常モデルとの価格差は次のとおりとなる。

・コンチネンタルGT V8マリナー:3347万3000円(+849万2000円)
・コンチネンタルGT V8マリナー コンバーチブル:3583万8000円(+847万円)
・コンチネンタルGT マリナー:3443万円(+762万3000円)
・コンチネンタルGT マリナー コンバーチブル:3705万9000円(+764万5000円)

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 コンチネンタルGTマリナーシリーズのエクステリアでは、新しいダブルダイヤモンド・マトリックスグリルが特徴的となる。また、グリルと同じシルバーとブラックのデザインにクロームメッキ処理されたフロントフェンダーベントが採用され、ゴージャスな雰囲気を演出。

 ホイールは特注デザインの22インチ・マリナーホイールがセットされ、センターバッジはロールス・ロイスでよくみかけるセルフレベリングとなった。

 マリナーシリーズの見どころはキャビンにこそある。プライマリーハイドとセカンダリーハイドの新しい組み合わせに加え、流れるようなデザインラインで3色目のカラーを組み合わせたユニークなカラースプリットが採用された。

 マリナーのクラフツマンが厳選した8種類のカラースプリットは、いずれも3色で構成されており、コンチネンタルGTマリナーのためだけに開発されたものだ。

 8種類の魅力的なカラーコンビネーションは、ラグジュアリーなフランス製ファブリックから、一流のスポーツ デスティネーションまで、あらゆるものがインスピレーションとなっている。

 例えば「Cambric」は、南フランスの夏を思わせるトリコロールの組み合わせとするため、レザーカラーをベルーガとリネンの2色とし、洗練されたゴールドのアクセントが組み合わされている。

 また、クリケットへのオマージュである「Pavilion」は、レザーカラーはクリケットボールとリネンで、シルバーのアクセントレザーとステッチを施している。

 このほか、オンラインのコンフィギュレーターを使って、「Amalfi」「Ascot」「Flare」「Sterling」「Sirius」「Sienna」を含むすべてのカラーコンビネーションを試すことが可能だ。

 マリナー・ドライビングスペシフィケーションが標準装備され、シート、ドアトリム、リアクォーターパネルに「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のキルティングが施されている。

 このキルティングだけで約40万針ものステッチが必要となり(ひとつのダイヤモンドには712針のステッチが必要)、この工程だけで18か月を要している。

 ヘッドレストには「Mulliner」の文字が刺繍され、フロアマットはインテリアのカラーテーマに合わせたマイクロパイピングで縁取りが施されている。

 さらにセンターコンソールの中央のアナログ時計にはブライトリングが採用され、助手席側のフェイシアにはコンチネンタルGTのボディシルエットラインと「Mulliner」のロゴが施されている。

 インテリアやエクステリ合わせて、88種類ものコンテンポラリーなカラーリングが施されたベニアも用意されており、パーソナライズももちろん可能だ。

Next「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のキルティングのステッチ工程とは?
Gallery 【画像】高級感マシマシのマリナー仕様の「コンチネンタルGT」とは(14枚)
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