アドベンチャーバイクのテイストを盛り込んだホンダの「クロスオーバーバイク」は何が魅力? 新型「NC750X」はバイク界の新スタンダードになるか?
オフロードテイストが強まり完成度がアップ
2025年のバイク市場を占う上で、重要なモデルが多数出展されたイタリア・ミラノでの二輪車ショー「EICMA 2024(ミラノショー2024)」。そこでホンダは、新型「NC750X」を初公開しました。

ホンダ「NC750X」は、水冷2気筒エンジンを搭載するクロスオーバーモデルです。
「近年、オフロードも走れるアドベンチャーバイクの人気が高まっていることもあり、その要素を取り入れたクロスオーバーモデルがスタンダードになりつつあります」
こう話すのは、バイクやクルマ、自転車などの乗り物を中心に取材・執筆をおこなっているライターの増谷茂樹さん。
「クルマの世界ではSUVテイストを取り入れたモデルが一般的になっていますが、バイクの世界でも同様の傾向になりつつあります。新しい『NC750X』はデザインが変更され、よりSUVっぽい雰囲気の仕上がりになりました」
新しい「NC750X」は、フロントマスクとカウルのデザインが一新され、モノクロだったメーターパネルはフルカラーTFTに。スマホと連携してナビゲーションなどを表示できる“Honda RoadSync”にも新たに対応しています。
車体色にはアースカラーが用意され、より自然に溶け込むルックスとなっています。なかでも、アースアイビーアッシュグリーン、アースブラックの2色は、バイオ由来の環境に優しいバイオエンジニアリングプラスチック“DURABIO”に着色したものを二輪車として世界初採用。着色工程での二酸化炭素削減に貢献する技術です。
エンジンやフレームなどの基本設計は従来モデルから変更されていませんが、フロントブレーキは先代までのシングルディスクからダブルディスクにグレードアップ。ストッピングパワーとコントロール性を向上させたことで、安心感が高まっている模様です。
6速マニュアルトランスミッションのほか、自動変速可能なDCT(デュアルクラッチ式トランスミッション)モデルがラインナップされるのは従来モデルと同様。どちらも大型自動二輪免許の教習車に採用されるなど、乗りやすさには定評があるモデルです。
ちなみに従来モデルは、大型車でありながらDCTモデルでも100万円を切る価格設定を実現するなど、アフォーダブルな点も魅力だった「NC750X」。新型の国内導入時期や価格などは未発表ですが、期待したいところです。
●製品仕様
・サイズ:全長2210×全幅846×全高13390mm
・ホイールベース:1530mm
・シート高:802mm
・車両重量:226kg
・エンジン:水冷並列2気筒SOHC
・総排気量:745cc
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