「青春18きっぷ」が大幅リニューアル! 最長鈍行の限界旅 東京駅から西へ 1日で行ける“一番遠い駅”は変わった?
「青春18きっぷ」のルールが大幅に変更!その背景には何があるのか?
国鉄時代から続くおトクなきっぷの代表格として「青春18きっぷ」が挙げられるでしょう。

青春18きっぷには長い歴史があります。最初は、1982年に「青春18のびのびきっぷ」という名前で発売されましたが、翌年からおなじみの「青春18きっぷ」という名前に変更されました。
「青春18」という名前が残り続けたことからも、このきっぷの独特のコンセプトが窺えます。
JR西日本の担当者は、青春18きっぷのコンセプトに関して「長期休暇期間中の青少年層を対象に、のんびりとした普通列車の旅を提供し、鉄道利用の促進を図るために設定している」と話しています。
「青春18」という名前ではあるものの、きっぷを使用することに関して特段の年齢制限はなく、誰でも使うことができます。
そして、発売から40年以上が経った2024年、青春18きっぷのルールに大きな変更がいくつかかかりました。
代表的なものは、「1人で3日連続もしくは5日連続使う」という条件が必須になったことです。
従来は、青春18きっぷの利用期間の中で、普通列車を5日もしくは5回乗り放題にすることができました。そのため、「1人で日帰り旅行を飛び飛びで5回する」「複数人で同じ日に1枚の18きっぷを使って旅行する」ということもできたのです。
しかし新たなルールではこのような使い方はできず、1人が連続した3日間もしくは5日間分の18きっぷを買う必要があります。
このルール変更が行われた背景にはどのような理由があったのでしょうか。
前出の担当者は、「近年はグループでの利用は年々減少し、個人での利用が増えています。加えて5日間連続のほか、2日間と3日間など分割した利用が多くなっていることから、今回リニューアルをした」と話します。
さらに、「お客様のさらなる利便性向上を図るため、自動改札機対応が可能な商品性に変更した」と付け加えていました。
また、従来の青春18きっぷには磁気が入っていませんでした。そのため改札を出入りする際には、自動改札を使うことができず、有人改札を通る必要がありました。
ところが、今回の変更により、青春18きっぷにも磁気が入れられるようになったため、自動改札が使えるようになったのです。
では、この大幅なルール変更に伴って、1日で進むことのできる距離は変わったのでしょうか。
今回は、代表的な「東京駅を出発して、西に進み続ける」という例をとって見てみましょう。
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