日産が新旧「エクストレイル」のコンセプトカー発表! “エスプレッソ&レコード”を野外で楽しむ「“Chill”を感じられるカスタム」とは
さまざまな場所で本格エスプレッソを嗜むことを想定
日産自動車は、「東京オートサロン2025」に出展する「エクストレイル」ベースの2台のコンセプトカーを公開しました。

「エクストレイル」は日産自動車のミッドサイズSUVで、2000年に初代が誕生。以降、2007年に2代目が、2013年に3代目が、そして2022年に4代目となる現行モデルが登場しています。
そのうち、今回、日産が「東京オートサロン2025」に出展するコンセプトカーのベースとなったのは、現行モデルと先代の3代目です。
まず現行「エクストレイル」をベースとする「エクストレイル unwind concept(アンワインド・コンセプト)」は、アウトドアでリラックス時間を楽しむためのカスタマイズが施されています。
テラスを載せたトレーラーとセットでカスタムされており、インドア/アウトドアの境界を越え、さまざまな場所で本格エスプレッソを嗜むことを想定。贅沢な時間を創り出す空間を演出しています。
リアゲートを開けると、「5」の形をした特製シェルフが目を惹きます。そこには、イタリア・ランチリオ製のエスプレッソマシンが設置されており、電源は「エクストレイル」が搭載するe-POWERシステムからの供給を想定しています。
落ち着いた大人の雰囲気を演出したエクステリアデザインは、シックなブラウン系のカラーを基調にコーディネート。日産純正のカスタムパーツであるサイドステップには専用塗装が施され、タフなルックスと優れた利便性を追求しています。
インテリアは、シルバー加飾パーツを落ち着いたトーンに変更することで上質なリラックスできる空間に仕立てています。
●アウトドアでもハイクオリティな音楽を楽しめる
もう1台のカスタムカー「エクストレイル remastered concept(リマスタード・コンセプト)」は、先代の3代目「エクストレイル」がベース。「キューブ」、「マーチ」に続く中古車カスタマイズカーの第3弾となるモデルで、新たな中古車の楽しみ方を提案します。
アナログレコードを屋外でも楽しめる空間の演出を目指したこのモデルは、ラゲッジスペースに「2」の形をした特製シェルフをレイアウト。そこに、日本の音響メーカー・オーディオテクニカとコラボしたアナログオーディオセットを配置しており、アウトドアでも高品質なサウンドを楽しめます。
これらオーディオ機器の電源は、電気自動車「リーフ」に採用される技術を応用したポータブル電源“ポータブルバッテリー from LEAF”からの供給を想定。家庭用電源と同等以上電力パワーにより、電源の質によって音質を左右されるオーディオ機器の性能をフルに引き出します。
エクステリアでは、都会的な雰囲気とアウトドアにマッチするタフさを両立したマットなメタリックグレーのボディ色が目を惹きます。
一方のインテリアは、エクステリアの雰囲気に合わせて加飾パーツのカラーを変更。落ち着いたくつろぎ空間に仕上げています。
* * *
新旧2台の「エクストレイル」に、人々が“好き”と感じる要素を詰め込むことで、“Chill”を感じられる世界観を演出した2台のコンセプトカー。内と外との垣根をなくし、快適なアウトドアを提供してくれる注目のカスタマイズカーといえそうです。
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