オラ顔が進化!? BMWのフルサイズ電動SAV「iX」が大幅改良で存在感をいっそうアップ! パワーはなんと659馬力・1000Nm
すべてのモデルでパフォーマンスが向上
独BMWは2025年1月29日、フルサイズ電動SAV「iX」のエクステリアとインテリアを大刷新した改良型を発表しました。

新型iXは、全モデルでフロントアクスルとリアアクスルの両方に電気モーターを搭載した4WDを採用しています。「iX xDrive45」のシステム出力は82馬力アップして402馬力になりました。これにより、0-100km/h加速は1.0秒短縮されて5.1秒をマークします。「iX xDrive60」は、21馬力アップの544馬力となり、0-100km/hまで4.6秒で加速します。両モデルとも最高速度は200km/hに制限されています。
新型iXのラインナップで最強モデルとなる「iX M70 xDrive」は、これまで以上に魅力的なパフォーマンス特性を備えています。スポーツモード時の最高出力は659馬力で、ローンチコントロールが有効な場合は最大トルク1100Nmが得られます。
0-100km/h加速は3.8秒で、「1フィートロールアウト」方式を使用すると、100km/h加速は3.5秒を実現しています。なお、最高速度250km/hとなっています。
さらに新型iXでは、eDriveテクノロジーの進化によりエネルギー効率が向上。ホイールベアリングやタイヤの改良によって、最大航続距離701km(WLTP)を実現しました。新しいバッテリーセル技術により、iX xDrive45の高電圧バッテリーのエネルギー容量が約30%増加して94.8kWhになりました。ちなみにiX xDrive60は、109.1kWh、iX M70 xDriveは108.9kWhです。
改良型のエクステリアは、よりいっそう存在感のあるデザインへと進化しました。キドニーグリルは新デザインを採用し、グリル内の縦と斜めのラインが特徴的。ヘッドライトには新たに縦型のデイタイムランニングライトとターンインジケーターが組み込まれています。フロントおよびリアのバンパーは、ボディカラー部分の面積を拡大することで、よりスポーティかつエレガントな印象を与えています。
インテリアでは、BMWカーブドディスプレイを搭載し、インテリア全体のデザインも洗練されています。センターコンソールにはワイヤレス充電機能付きのスマートフォントレイや、使い勝手の良いカップホルダーを配置。また、最新のBMW iDriveシステムを採用し、より直感的な操作が可能になったといいます。
航続距離の大幅な向上やスポーティな走行性能を備えた新型iXは、今後のEV市場において大きな注目を集めることは間違いないでしょう。
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