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ついに輸入車ナンバーワンSUVの座をゲット! メルセデス・ベンツ「GLC」“867万円から”でも人気の理由とは

13位から一気に2位へ浮上!メルセデス・ベンツ「GLC」

 日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した2024年の輸入車メーカー車モデル別新車登録台数ランキングの結果は、1位が例年どおりBMW「MINI」でした。

 昨年2位だったフォルクスワーゲン「ゴルフ」は3位となり、代わりに2位につけたのがメルセデス・ベンツ 「GLC」です。

2024年は7074台を販売し、輸入車メーカー車モデル別新車登録台数ランキングで2位、輸入SUVではナンバーワンとなったメルセデス・ベンツ「GLC」
2024年は7074台を販売し、輸入車メーカー車モデル別新車登録台数ランキングで2位、輸入SUVではナンバーワンとなったメルセデス・ベンツ「GLC」

 もちろんこの順位、数ある輸入車SUVのなかでナンバーワンとなっています。

 GLCは新車価格800万円を超える高額車であるうえ、発売から時間が経っているのにも関わらず前年の13位から大幅に順位を上げました。この大幅なランクアップにはどのような理由があるのでしょうか。

 メルセデス・ベンツ GLCは、同社のセダン「Cクラス」をベースとする高いトータルバランスとラグジュアリー性を兼ね備えたミドルクラスSUVです。

 前身となる「GLK」を引き継ぐ形で2015年に登場した初代GLCはメルセデス・ベンツのSUVカテゴリでトップセールスを記録し、全世界で260万台を売り上げる大ヒットを記録。
 
 現行型は2023年に登場した2代目であり、ボディサイズは全長4720mm×全幅1890mm×全高1640mmとやや大型化したものの、先にモデルチェンジしたSクラスの最新技術を組み込みさらなる進化を遂げました。

 エクステリアおよびインテリアは一層モダンなデザインに変わり、センターコンソールには縦型の大型タッチスクリーンが鎮座。ナビの誘導を直感的に認識しやすいMBUX ARナビゲーションを新たに採用したことも大きなトピックです。

 さらに車体下周りの状態をカメラに表示させる「トランスペアレントボンネット」に加え、悪路走行時に必要な情報をメーターに表示する「オフロードコックピット」も搭載。

 都市景観に馴染むエレガントな外観でありながら、オフロード走行もこなせるGLCはまさに万能車と言えるでしょう。

 2023年の発売当初は2リッターディーゼルターボエンジン+ISG(48Vマイルドハイブリッドシステム)のみでしたが、同年11月には、2リッターガソリンターボエンジンをベースとするプラグインハイブリッドモデルも追加されました。

 加えて、走行安定性を引き上げるとともに最小回転半径を5.1mに抑える「リア・アクスルステアリング」や「エアサスペンションシステム」の設定もGLCの大きな特徴と言えます。

 しかし、車両価格もっとも安価なグレードでも867万円と高額です。決して買いやすいクルマではないGLCを販売台数2位にまで押し上げた理由はどこにあるのでしょうか。

Next高額なGLCがこれほど売れている理由は?
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