JALはダメでも ANAならまだ“マイル修行”が可能!? 全日空の上級会員ステータス制度「スーパーフライヤーズカード」にはどう入会? どんなメリットがある?
JALは2024年に入会基準を大幅変更 対するANAは?
航空会社は現在、サービスを簡素化し格安の運賃を実現する「LCC(ローコストキャリア)」と、手厚いサービスを特徴とする「FSC(フルサービスキャリア)」に大別されます。
このうち、国内外のフルサービスキャリアの多くは、高頻度で利用する顧客、いわゆる“お得意さま”に向けて「ステータス制度」を用意し、優先予約、自由度の高い座席選択、預け入れ手荷物の優遇、搭乗により貯まるマイル加算の優遇、さらには空港ラウンジの利用などの特典を提供しています。

こうした仕組みは「前年の搭乗実績」をもとに「1年間」など期限を区切って提供されるのが一般的です。
しかし日本においては、搭乗実績により加入が認められる特別なクレジットカードの会員になれば、永続的に“お得意さま”としての扱いを受けられる仕組みが用意されています。
それが日本航空(JAL)の「JGC(JALグローバルクラブ)」と全日空(ANA)の「SFC(スーパーフライヤーズカード)」です。
2023年まで、JALは「FLY ON ポイント(FOP)」、ANAは「プレミアムポイント(PP)」という「マイルとは別に、利用した区間の距離や運賃種別に応じて算出されるポイント」を「1年間に5万ポイント」貯めることを、JGCまたはSFCへの入会の条件としていました。
そのハードルは、時間的にも費用的にも、けっして低いものではありませんでした。しかし「1年間の頑張りで、上級会員としての優遇がずっと続く」というメリットから、そのハードルをクリアすることを目的に、短期間に集中して飛行機に乗る“ステータス修行”が密かに人気を集めていました。
ところがJALは2024年に制度を大きく変更、FOPをJGCの入会資格から切り離し、翌年度だけのステータスに紐付けることとなりました。
そして新たに搭乗以外でも、JALカード利用などJALの関連するサービスの利用でもポイントが貯まる「Life Status ポイント(LSP)」を導入し、「LSP通算1500ポイント」をJGC入会の基準としました。もし国内線の搭乗だけでJGC入会を目指すなら「通算300回」が必要となり、JALでの短期間での修行は一気に下火になってしまったのです。
一方、ANAはこれまでどおり、5万PPでのSFC入会が可能です。そのため、短期間で上級会員入りを目指す修行は、現在ANAに限られた状況となっています。
なおANAもANAカードなど「ライフソリューション関連サービス」の利用でSFC入会基準をクリアできるルートを用意していますが、一定数の搭乗に加え、ANAカード/ANA Payでの決済額が少なくとも年間400万円以上必要となるため、こちらは一般的ではありません。
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