全長4.8mの“広い3シリーズ”が印で発表 プレミアムスポーツセダンのロング版BMW新型「3シリーズLi」とは
LWB版はファミリーカーに最適な一台!?
独BMWは先ごろ、インド市場向けに新型「3シリーズ・ロングホイールベース(LWB)」を発表しました。

現行のG20型「3シリーズ セダン」は第7世代で、2019年に日本市場に投入され、2022年には大幅な改良を含むマイナーチェンジが実施されています。
2024年10月に日本でも発表された新型3シリーズ セダンは、第7世代をさらに一部改良したモデルです。一方のG21型「3シリーズ ツーリング」は、セダンをベースに、余裕のあるラゲッジスペースを備えたモデルで、セダン同様にアップデートがおこなわれています。
今回、インドで発表された新型3シリーズLWBは、BMWグループのインド・チェンナイ工場で生産され、まずはガソリンモデル「330Li Mスポーツ」がインドで販売されます。ちなみにディーゼルモデルも後日登場予定です。
インドの新型3シリーズは日本仕様と同様にエレガントなデザイン、ゆとりのある室内空間、ラグジュアリーな快適性、そしてダイナミックな走行性能を兼ね備えたモデルです。フロントにはBMWの象徴的なキドニーグリルとツインサークルヘッドライトが採用され、アダプティブLEDヘッドライトにはコーナリングライト機能も搭載されています。
新型3シリーズLWBは、3シリーズのホイールベースを111mm延長し2961mmになっています。全長はプラス99mmの4819mm(全幅と全高は未公表)です。これにより、リアシートのスペースが広がり、パッセンジャーの快適性が向上しています。
インテリアは、日本仕様とほぼ同じで高品質な素材と精緻な仕上げが施され、スポーティかつ洗練された雰囲気を演出しています。また、パノラマ・サンルーフが開放感を生み出し、6種類のデザインから選べるアンビエントライトが車内を彩ります。新型のエアベントデザインや3ゾーンオートマチック・クライメート・コントロール(活性炭フィルター付き)も、快適なドライブをサポートします。
またiDriveは最新型の「BMWオペレーティングシステム8.5」をベースにしており、非常に明確なレイアウトのホーム画面を含む新しいグラフィックスを提供します。
パワートレインには、最高出力258馬力・最大トルク400Nmを発揮する2リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載します。0-100km/h加速はわずか6.2秒を誇ります。8速ステップトロニック・スポーツ・オートマチック・トランスミッションにより、滑らかで正確なシフトチェンジが可能です。パドルシフトやブレーキ機能付きクルーズコントロールも搭載され、走行モードはECO PRO、コンフォート、スポーツから選択できます。ローンチコントロールを活用すれば、スタート時の最大加速を実現します。
ロングホイールベース版の新型330Li Mスポーツの価格は626万インドルピー(日本円で約1062万円)です。ちなみに日本仕様の320i Mスポーツは690万円で、M340i xDriveは948万円となっています。
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