682馬力の“フラット6”をミッドシップに搭載! 16年前の「凄いカスタム・ポルシェ」が1.5億円超えで落札 世界限定31台のスーパーカーとは
もはやRUFオリジナルと呼んで良いスペシャルカー
米国フロリダ州コーラルゲーブルズで開催されたRMサザビーズのオークションに、2009年式「ルーフ(RUF)CTR3」というクルマが出品され、高値で落札されました。
いったいどんなクルマでしょうか。

ルーフ(RUF)は、ドイツきってのポルシェ・カスタマイザーであるアロイス・ルーフ氏が創業した、ポルシェのスペシャルメーカーです。
ルーフは、さまざまなカスタマイズドポルシェを送り出していますが、この「CTR3」はそれまでのモデルとは少し違っていました。
CTR3のプラットフォームは、ル・マン24時間レースでクラス優勝した「フォードGT」を生産したカナダのマルチマティック社というサプライヤーと共同で開発されました。
エンジンはミッドシップ搭載され、ホイールベースは11インチ(約28cm)近く延長され、トレッドは5インチ(約13cm)拡げられ、ハンドリング特性を向上させました。
3.8リッターのフラット6エンジンはポルシェ由来のものですが、CTR3ではKKK製ターボチャージャーを2基搭載して、最高出力は682馬力までアップしています。
ルーフがプログラミングした6速シーケンシャルMTで後輪を駆動し、ブレーキには「CTR3」と刻まれたアルミ製キャリパーや380mm径のカーボンセラミック製ディスクを採用しています。
そのハイパフォーマンスと3000ポンド(約1360kg)という比較的軽い車両重量を考えると、CTR3はスポーツカーというよりはスーパーカーと呼んだほうが正しいかもしれません。
サスペンションは、フロントにタイプ997の911由来のマクファーソンストラット、リアにルーフが設計したマルチリンクを採用し、獰猛な加速に対応する優れたハンドリングをもたらしています。
インテリアでは、本革張りのカーボンファイバー製シートと3スポーク ステアリングホイールが、ポルシェの快適性とルーフのパフォーマンスを融合させています。
今回の出品車は、ルーフが2008年以降に生産した31台のCTR3のうちの1台です。
クロマフラッシュ ホログラムと呼ばれるマットなボディカラーに、スポーツレッドと呼ばれる真っ赤なレザーを用いてパーソナライズされたハンドメイドのモデルです。
ストーングレーのカーペットやグレーのアルカンタラ トリム、カーナビ/電話用モジュール、CDチェンジャーなどが追加で装備されています。
このCTR3は過去10年間ほとんど運転されることがなかったので、オークション用カタログ掲載時点では、納車からわずか1827マイル(約2923km)しか走っていません。
この2009年型ルーフ CTR3は、111万6000USドル(1USドル=150円として、1億6740万円!)で落札されました。
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