Gノーズが懐かしい! 初代「Z」が米国オークションで発見 オバフェンに車高調…Zカーらしいカスタムがされた半世紀前の個体の“価値”とは
オリジナルの魅力を失わないカスタムカーだが
性能面でさらに注目すべきは、車両のホイールとサスペンションの改造です。

Volk Racingの16インチTE37Vホイールが装着されており、タイヤは前225/50、後245/45のファルケン製が使用されています。
また、サスペンションは32ウェイ調整可能なコイルオーバーが採用され、走行性能の向上に寄与。さらに、ウィルウッド製の4ピストンキャリパーと組み合わせた300ZXからのフロントディスクが搭載されており、ブレーキング性能にも優れています。
インテリアには、茶色の革張りのレカロLXフロントバケットシートが装備されており、車内空間は高級感とスポーツカーらしさが融合した雰囲気です。
さらにHaltech ECUからの情報を表示するデジタルスクリーンが備わっています。
走行距離はメーター読みで約1万8000マイル(約2万8000km)とされていますが、総走行距離は不明です。
車両の全体的な状態も良好であり、修復と改造を施したものの、オリジナルの魅力は失われていません。
世界的にファンの多い初代フェアレディZは、スポーツカーとしての魅力が特に重視されています。今回のようなオリジナルを尊重したカスタムであれば、ファンからも極めて好意的に受け止められるようです。
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今回、このフェアレディZは2025年1月22日にアメリカのオークションで落札されました。20件の入札がありましたが、最低落札価格のは3万2250ドル(日本円で約460万円)には届きませんでした。
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