「世界で一番美しい街」ってホント!? 一度は行きたい、都市と自然をつなぐ西オーストラリア州パースの“2つの顔”とは?
●“次の目的地”に西オーストラリアが選ばれる理由
旅先のトレンドが「まだ多くの人が訪れていない魅力的な場所」に向かういま、海外旅行の目的地として注目されているのが西オーストラリア州です。

国土の1/3の面積を占める西オーストラリア州へは、2024年秋に成田・パース空港間のANA(全日空)の直行便の運航が再開。遠く離れた南半球でありながら、約10時間のフライトで到着し、時差も1時間という気軽さも注目される大きな理由となっています。

今回は、自然と近代都市が調和した州都のパースと、西オーストラリアの歴史をいまに伝える港町・フリーマントルの魅力をレポートします。
●広大な緑の楽園から“世界で一番美しい街”を一望
パースを訪れた3月下旬は、南半球のオーストラリアが夏から秋へと移りかわる季節。空港に降り立つとサラリとした風にのって、爽やかな植物の香りが漂ってきます。

「それはユーカリの葉の香りですね」と教えてくれたのは、現地の日本人ガイドのケニーさん。彼の案内で最初に向かったのは、パース中心街の西に位置する「キングスパーク(Kings Park Botanic Gardens)」です。
キングスパークは約400ヘクタールという広大な敷地に3000種以上の西オーストラリアの植物が生育されるという、世界最大級のボタニカルガーデン。
高台にあるテラスからは、まるで海の入江のように大きなスワン川と近代的なパースの中心地が見渡せるため、旅行家の兼高かおる氏が「世界で一番美しい街」と語ったというエピソードにも大いに納得することができます。
園内には地形を活かした遊歩道が整備され、季節によって様々なワイルドフラワーの姿が楽しめますが、取材時には花を咲かせるレモンユーカリの樹が印象的でした。
また、小説『星の王子さま』の読者なら、作中に登場するバオバブの大樹のそびえる姿に感動するはず。
スワン川からの風に吹かれながら、静かなキングスパークを気の向くまま散策するだけで幸福な気分になれます。西オーストラリア旅行で必ず訪れたい、パースらしさを凝縮した体験ができる場所でした。
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